北千住シリーズ猫編その9。
今回は小さい猫さんと隙間の猫さんのご紹介。
北千住シリーズ
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まずは変な看板から。
狭い路地の突き当たりに非常口表示。
行き止まりじゃなくて抜けられるって事なんだろうけど、低い位置にあるのが面白い。
『トイレではありません』
電柱にくっつけてあったけど、犬に向けての注意なのか人に向けての注意なのか。
ブラブラしちゃうから下をガムテープで貼ったのでしょうね。
下品になっていって申し訳ないですが…
『絶対に大小便禁ず』
大も書かれているのがポイント。絶対の二文字に必死さを感じます。
以前この場所で何があったのか?
と、まぁこんな物を発見するのも好きでして。
こう言う物が見えると自然に猫も目に入ってくるようになって猫を撮り始めたってのもあるんですな。
では今回の猫写真。
駐車場の脇を歩いていたキジトラさん。
まだ子猫のようですね。
ブロックの隙間に入って行っちゃいました。
この部分だけブロックが無いので、猫の玄関なのかもしれません。
このキジトラさんは自分を見てブロックの隙間に逃げたのではなく、このコースが元々のパトロールコースであった…と信じたい。うん。
↑のキジトラさんを見た場所から近くのお宅。
庭で何かガサガサ動いているのを発見。
「猫が居るんだろうな。でも人の敷地内の庭じゃ撮れないなぁ」
と思っていたら…
庭から顔出した三毛さん、こちらを見ると走ってきて門の下でちょこん。
まだ子猫のようです。
こちらに興味津々らしいけど門からは出てこない三毛さん。
人差し指出したら臭い嗅ぐかな?
おもちゃだと思われたのか、猫パンチされた!
後で写真チェックしてて気付いたけど、臭い嗅ぐ目じゃないよね。獲物見る目だよねぇ。
『あれ?パンチしちゃいけなかったの?』って感じで見つめられちゃった。
ダメです。臭い嗅いでください。
再び人差し指出してみたら、やっぱり猫パンチ。
気がつけば背後に2~3人いらっしゃって「可愛いねぇ」なんて言ってますよ。
中途半端に上がった前足は猫パンチの後。上向いているのはギャラリー見てる。
ギャラリーが集まってきたので嫌になったのか、三毛さんお家の方へ逃げて行っちゃいました。
街角の隙間。
こう言う所に猫が居るんだよなぁ、と覗いて見るとやっぱり居ました。
耳にピアスしてるから、ボランティアの方々に世話されているようです。
通りがかった人が、地域のボランティアの方がこの隙間に入って捕まえて避妊させている、と教えてくださいました。
こう言う写真撮ってる自分は何も出来ません。
何もしない自分がこう言う事を言うのは身勝手かもしれませんが…元気に生きていって欲しいものです。
実際のとこ、野良猫や地域猫に関して勉強していくといろんな問題があるのがわかって、その問題を自分の中でこなしきれていないのが現実です。
幸せに生きているとは言えない地域猫や野良猫の写真をブログでアップして行ってもいいものか?って葛藤もあります。
その葛藤の逃げとして…せめて自分で出来る事として、猫の写真を撮らせていただいた地域のボランティア団体がわかる場合は募金を心がけているのですが、どこに募金していいのかわからない時も多々あります。
地域猫活動を全国的に統括している団体があればいいのですが。
ちょっと独り言を呟いてしまいました。
銭湯で一風呂浴びて、立ち飲み屋さんで串カツ食って、また見に行ってみると…
合計7匹?(高感度撮影で撮った為画像が荒いです)
夜になると集まってくるのかもしれません。
元気に生きて行ってください。
と言いつつも、この隙間を覗き込むたびに自分の中でいろんな葛藤が生まれてしまうのです。
答えを出す為にこの隙間を取り続けるかもしれません。
と、そう言う自分自身の問題は置いておいて。
この隙間、お気に入り猫スポットにしている方も多いようで、高校生やOLさんが覗き込む姿が見られました。
次回は駐車場に居た猫さんです。
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