東京(真ん中あたり) | 街を歩けば そこに猫 - Part 30のブログ記事

前回ご紹介した駐車場の横には、キジ白さんがいらっしゃいました。

フェンスの向こうからこちらを伺うキジ白さん。

フェンスが邪魔なので、回りこんでお顔を拝見するとしましょう。

『うわ~っ!スケベっ面のおっさんが来た~っ!』

走って逃げていくキジ白さん。
そんなにスケベっ面してたかなぁ?
って違う!スケベではありませんよ~っ!

『ん?スケベじゃないって?そうなのかなぁ?』

フェンス越しに話しかけるキジ白さん。

フェンスの向こうには、喉の所だけが白いキジさんがいらっしゃいました。

『うん、そんなにスケベには見えないけどなぁ』

『貧相な顔していることだけは確かだけど』

スケベとか貧相とか…
言い放題ですな。

『そうか、スケベっ面じゃないのか』

『んじゃ、おっさんの顔をじっくり見てみるとしようかな』

『あぁ、鼻の下もあんまり伸びていないね。スケベっ面じゃないや』

そうでしょう!そうでしょう!
スケベっ面なんかしてませんよね。

『でもこの顔は…ハズレだな!』

じっくり顔を見られて、ハズレのおっさんと見破られてしまった自分なのでございました。
でもね、ご飯がちゃんと用意されていたから、ハズレのおっさんでも関係ないよね。
そう問いかけた時には…
すでに猫さん達の姿は消えていたのでございます。
猫さん達、ハズレの顔には用は無く、スケベっ面の方が興味があったみたいですなぁ。
なんか複雑な気分の自分なのでございました。

 

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前回からの続きです。

手前のキジさんが動き始めました。

『どうしたの?』『あんなスケベな顔の近くに居たくないからさぁ』

『あぁ、確かにあのスケベっ面には近寄りたくないねぇ』

だから、そんなスケベスケベ言わんでくださいよ。

『ま、スケベなおっさんは無視して、お仕事お仕事』

スケベっ面からスケベなおっさんになってるし!
スケベじゃないですよ~

あ、向こう向いて知らんぷりされちゃった。

まぁいいや。
このままキジさん達を観察させて頂きましょう。

暫くの間、仲良く後方注意喚起のお仕事をしていたキジさん達でしたが…

1匹が動き始めました。

『駐車場は車が全然来ないし、あっちの仕事に行くか』

『来るのはスケベっ面のおっさんだけだしな』

スケベっ面は置いておいて…
次のお仕事ってなんでしょうねぇ?

キジさん達、駐車場横の自転車置き場に移動しました。

今度は駐輪場の管理猫のお仕事のようです。

『自転車管理をしながら通行人を観察するのがまた楽しいんだよ』

『あっ!綺麗なお姉さん!』

え?どこどこ?

『あ~あ、スケベっ面が更にひどくなってるよ』

『あの伸びた鼻の下、見ていられないねぇ』

見ていられないなら、こっち見なければいいじゃないですか!

『うん、そうするよ』

自分を完全無視して、通行人観察を続けるキジさん達。
無視されたら…
それはそれで寂しい自分なのでございました。

 

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とある街の駐車場。

2匹のキジさんがいらっしゃいました。

1匹は車止めの前。

もう1匹は壁際で駐車場の管理猫のお仕事をしているようです。

どうやら、猫さん達が後方注意を促しているようですね。

じっと動かずにお仕事を続けるキジさん達。

『駐車車両が来なくて暇だね』

『暇だねぇ』

『来るのはこんなおっさんだけだし』

そんな睨まないでくださいよ。

『そんなおっさん見ていないで、通行人を観察していた方が面白いよ』

『そだね』

キジさん達、通る人々を観察し始めました。

『おおっ!綺麗なお姉さん!』

えっ?綺麗なお姉さん?
うわっ!ホントだ♪

『おっさん…そのスケベな面はなんだよ』

『うわっ!本当にスケベっ面になってるよ』

『車だけじゃなくて、お姉さんにも後方注意を促しとかなくちゃね』

そんなスケベな顔とか言わないでくださいよ。
それに自分、女性の後を付いて行ったりしません!
後を付いて行くのは猫さんの後だけです。

と、言い訳した所で後編に続きます。

 

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週末は早朝から猫散歩。
久しぶりに、とある路地を覗いてみました。

猫さんがビールサーバーに乗ってお休みしています。

ロシアンブルーにサビが入った感じの猫さん。

不思議な柄をしてますねぇ。

『ん?お客さん?』

はい、そうです!
歩いて汗もかいたし…生ビールを一杯くださいな!

『朝からビール飲むのかい?こんな朝から?』

朝から朝から言わんでください。
もう9時だし、5時頃から活動してるんだから、一杯くらい飲んでもいいでしょ?
休みなんだしさ。

『なんか必死に言い訳してるね』

『でもね、残念だけど…この猫ビールサーバーは一見さんお断りなの!』

えっ!?そうなんですか?
実は一見さんじゃなくて、昨年三毛さんが居らっしゃる時にも来ているんですが…

『え?そうなの?じゃぁ女将さんに聞いてみるね』

『やっぱり、こんな朝っぱらからはダメだって』

そうですか。やはり朝からではダメですか。

『お昼か晩に直接お店に来てね、って』

『猫ビールサーバーも、朝はお休みの時間なの』

『さ、朝寝の続きをするから…』

『そこの酒屋の自販機で缶ビールでも買って飲んでちょうだい』

ヒンヤリしたサーバーの上で朝寝していたのに邪魔されてご機嫌斜めの猫さん。
自分をさっさと追い払いたかったようです。
仕方がないのでこの場を立ち去って…
近くの酒屋の自販機で缶ビールを買って飲む自分なのでございました。

 

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とある路地。

バイクのステップ部分でお休み中の黒さんを発見しました。

『せっかくくつろいでいたのに…変な人が来たぞ』

この角度だと黒さんが見難いですね。
ちょっと近づいてみましょう。

『こっちに近づいてくる!』

う~ん…やっぱり見難い。
反対側から見てみますか。

『逃げろ~っ!』

あ…
バイクから降りちゃいました。

『せっかくお気に入りの場所に居たのに!』

なんかブツブツ言いながら歩いていきますね。

『おっさんのお陰で、のんびりした時間が台無しだよ』

『まだこっち見ているしなぁ』

『仕方がない』

『お家に戻って休もうっと』

自販機の下に潜り込んでいった黒さん。
お気に入りの場所でのおくつろぎの邪魔をしてしまったようです。
と思ったけど…
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自販機のゴミ箱の裏に猫ハウスがあって、そちらに戻っただけだったのでございました。
とは言っても邪魔したには変わりないか。
黒さんごめんなさいね~

 

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とある街の路地を歩いていると…

猫さんの姿を見かけました。

猫の生首!?

いや、違いました。
一段低い所に座ってらっしゃるのでした。

ここに座って、通る人達を眺めていたのでしょうか?

『たまに、あんたみたいな暇人が来るからね』

横を向きながら答えてくれたキジ白さん。

何をおっしゃいます。
自分は暇じゃありませんよ!

『じゃぁ忙しいのかい?』

はい!
猫さんの写真を撮るのに忙しいのです♪

『オチが付いた所で…ありがとうございました~っ!』

あぁっ!キジ白さん!
まだ今回のお話は終わってないですよ!
引っ込まないでください!

しばらくすると反対側から出て来てくださいました。
良かった♪

何かをジッと見つめていますね。

『う~ん…』

『さっきから目の前をチョロチョロしているこれは何だい?匂いもしないし…』

あぁ、それは当ブログのロゴですよ。
”街を歩けば そこに猫”に掲載した写真ですって証拠です。

『ロゴ?食べられるのかい?』

いや、食べられませんよ。

『食べられない物を猫の前に出すなんて、あんたも失礼な人だねぇ』

失礼も何も…
後で合成しているんだから、キジ白さんには関係ないでしょうに!

それよりも、ちゃんとモデルになってくださいよ。

『あぁ、写真撮っていたんだっけ。こっちに来な』

急にモデル歩きで歩きはじめたキジ白さん。

短い尻尾を揺らして歩いていきます。

『こっちだよ』

『ここでお花と一緒に、ってのはどうだい?』

おやまぁ、自分が映える場所をよくわかっておいでで。
ではパチリ。

『どう?いい写真撮れた?』

いや、猫さんとお花は素敵なんですが…
いい写真かどうかはちょっと…

『それは猫には関係ないよ。あんたの腕次第だからねぇ。んじゃ私ゃ寝るから。ぐぅ…』

あぁ、そうですね。自分の腕次第ですもんね。
最初っから最後までキジ白さんに振り回されっぱなしで…
ぐうの音も出ない自分なのでございました。

 

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とある公園にやって参りました。

公園の入口から入ろうとすると…
あっ!猫さん!

走って門をくぐっていった猫さん。

何とか追いつきました!

お顔を拝見できないかなぁ?
どんなお顔なんでしょうねぇ?

『こんな顔だよ!』

こちらをチラッと見た茶白さん。

岩陰に隠れていってしまったのでございます。

この公園は別の猫さんもいらっしゃったはず。
茂みの中を見てみると…

キジ白さんがいらっしゃいました♪

『今から食事するんだけどねぇ』

あ、そうなんですか。
自分は猫さんを見ているだけなので、遠慮なくお食事を。

『見られていると食べにくいんだけど…まぁいいや』

お食事をするキジ白さん。

角度を変えて見てみましょう。

しっかりとした食堂が整備されているんですね。

整備された食堂で、しっかり朝ごはんを頂くキジ白さんでございました。

ここは港区の公園と言う事で、おなじみの”タマからのお願い”の看板が。

そしてこんな看板も!

行政からの看板です。
「猫も襲われています」の一言に、行政も住民も一体となって地域猫を大事にしている姿が見られますね♪
じゃぁカラスはどうでもいいのか?となると、また別の問題でして。
これまた生き物ですから難しい。
カラスの問題は、色々クロウするのでございます。

 

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とある街を散歩中。

暗渠っぽい道を見つけ入り込みます。
ワクワクしながら歩いていると…

猫さん発見!

縞三毛さんがお昼寝しているようです。

『ん?誰だ?』

あ、起こしちゃいましたか。
すみません。

『せっかく気持ちよく寝ていたのに』

『昼寝の邪魔だからさっさと行った行った!』

そう言わずに、ちょっとだけ写真撮らせてくださいよ。

『しょうがないねぇ』

『こんな感じでいいかい?』

すましたポーズを取ってくれた三毛さん。
撮られ慣れてますねぇ。

『そりゃこれだけ美猫だと、みんな写真撮っていくからね』

『サービスはこれでおしまい。昼寝を続けるからもう行っておくれ』

はいはい、モデルになってくださってありがとうございました。
もう邪魔しませんから、お昼寝の続きを。

ふっくらお顔で大きなベルの首輪をつけた三毛さん。
耳カットされているから、地域猫から飼い猫になったのでしょうか?
あまり人が通らない暗渠横で、ゆっくりとお休みくださいな。

 

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とある公園。

キジさんがいらっしゃいました。

キジさん、キジさん。
撫でさせていただけませんか?

『どうしようかなぁ』

『変な顔してるおっさんには近寄りたくないしなぁ』

顔は変でも撫でるの上手いですよ。

『本当かなぁ?』

ちょっと近寄ってきてくれたキジさん。

『でも…どうしようかなぁ』

『う~ん…ちょっとだけならいいか』

ようやく近寄ってきてくれたキジさん。

じっくりと撫でさせて頂きました♪
デレデレにはならなかったけど。

キジさんを撫でていると、茂みの中にキジ白さんを発見。

君も撫でさせてくれない?

『えー?』

『変な顔のおっさんには近寄りたくないし…』

『僕は変な顔見てるだけでいいや』

変な顔を連発してくれたキジ白さん。
茂みの中から出てきてはくれなかったのでございます。
ガックリ。
って…変な顔って言うな!
(今頃怒ってる)

 

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いつもブログを見ていただいている方から、先々週メールをいただきました。

「以前紹介されていた猫とは通勤途中の場所だったので何度か相手をしていただいておりました。
しかしながら先日の日曜日に天国に旅立ったといつもいるあの場所に花束や写真が掲示されておりました」
とご連絡いただいたのです。

その猫さんとは、この白黒さん。
通称”おとうさん”
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ビルの街にニャオー!前編後編ビルの街の白黒さん、さらにかなり前にもご紹介していた白黒のハチワレさん。
近くの雑誌編集部の方も可愛がってらっしゃったらしく、その雑誌のブログにも”おとうさん”として度々登場しておりました。
そのブログを見て、自分も”おとうさん”と呼ぶようになったのです。

メールを頂いてすぐに行きたかったのですが、なかなか時間が取れず…
ようやく日曜日に行って見ることが出来ました。

おとうさんがいつもいた場所には、お花とおとうさんの写真が。

これを見ても、おとうさんが沢山の方々に愛されていた事がわかります。

11年8月の段階で推定13歳だと言われていたおとうさん。

今年で15歳だったおとうさん。
人に慣れた猫さんでした。
自分も何度も撫でさせて頂きました。

ご近所の方々に、そして通りすがりの猫好きにも安らぎをくれたおとうさん。

ありがとうございました。
やすらかにお休みください。

 

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