路地猫 | 街を歩けば そこに猫 - Part 28のブログ記事

とある路地。

花屋さんの前で三毛さんとお会いしました。

ブレブレの写真で申し訳ない。

こちらに歩いて来てくださった三毛さん。

ちょっとだけ撫でさせてくださいました♪

『撫でさせてあげたんじゃないよ。変な人じゃないか確認しただけ』

もしかして…自分…
変な人でした?

『変な顔だけど変な人じゃなかったから大丈夫』

大丈夫と言われても…
変な顔と言われては、こちらとしては大丈夫でもないんですが…

『パトロールに忙しいから、変な顔とは遊んであげないよ』

歩いて行った三毛さん。

『あら?これは何だろう?』

隙間から生えている草を確認。

『美味しくなかった…』

食べちゃったんかい!

三毛さん、ツッコミに答える事なく、ピョン!

さらにピョン!

塀の上に登って…

先端だけ白い尻尾を揺らしながら、奥へ消えて行ったのでございました。

この三毛さん、以前にも三毛さん、綺麗になりたいの?で登場いただいた猫さん。
ご近所で可愛がられているそうです。
花屋さんに迷い込んできた時は痩せ細って骨と皮だけだったので「ホネちゃん」と呼ばれている三毛さん。
呼び名はホネちゃんのままですが、今はこんなにふっくら美猫さんになりました。
たまに花屋さんの看板猫のお仕事もしているようですよ♪

 

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とある路地を覗いてみると…

向こうに茶トラさんの姿が見えました。

近寄ってみましょう。

香箱を組んで瞑想してらっしゃいます。

『うわっ!ビックリした!』

近寄りすぎたようです。

瞑想から覚めた茶トラさん。塀にピョンと飛び乗って…

ヨイショっと柵を跨ぎます。

『瞑想の邪魔されちゃったよ』

ブツブツ言いながら奥へ消えて行ったのでございました。
まぁ邪魔されて起きるくらいなら大した瞑想していなかったのでしょう。
うん。

茶トラさんのいらっしゃった近くには、猫マンションが。

でも、中に猫さんがいらっしゃらなくて残念。
自転車のカゴの中にも猫さんがいらっしゃらなくて、とても残念だったのでございました。

 

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とある繁華街。

ラーメン屋さんの物置の上に猫さんが居らっしゃいました。

『なんだ?見かけない奴が来たな』

『目を合わせないようにしようっと』

目をそらした猫さん。
せっかく写真撮ってるんだから、目線下さいよ~。

『やだよ。そっち向いてやんないよー』

『こんなおっさん、無視して寝ようっと』

ありゃ、本当に寝ちゃったようです。

こっち向いて欲しかったなぁ。
多分パッチリした目の美猫さんだと思うんだけどなぁ。
綺麗な目をしているんだろうなぁ。
写真撮ってブログにアップしたらファンがいっぱい付くんだろうなぁ。

『綺麗なお姉さんもファンになってくれるのか!?』

あ、こっち向いた。
ええ、そんな見事な金色の目なら、綺麗なお姉さんもファンになってくれますよ!

『ホントだな?この姿を見に綺麗なお姉さんがいっぱい駆けつけるんだな!?』

いや、猫さんとご近所にご迷惑をおかけしない為に場所は公表しないですから…
駆けつけては来ないと思いますよ。

『なんだよ、期待させやがって。おっさんしか来ないなら…もういいよ』

綺麗なお姉さん達が駆けつけて来ないとわかった猫さん。
ガッカリして物置の奥に行ってしまったのでございました。

 

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行き止まりの路地。
排水パイプの横に黒さんがいらっしゃいました。

『ん?このおっさんは何だ?』

『とりあえず兄貴に報告だ。兄貴!』

移動し始めた黒さん。

『ん?どうした?』

黒さんが向かった先。
階段の下には白黒さんが居らっしゃいました。

『兄貴!なんか変なおっさんが来て写真撮ってますぜ』

『ご飯の人や、おやつをくれる人ではないみたいだねぇ』

『あぁクロ、わかったよ。こいつはハズレのおっさんだ』

『へ?ハズレのおっさん?』

『猫に近寄るけど、食べ物は何も出さないって言う、あの噂のおっさんですかい?』

『そう、この間抜け面。間違いないよ』

『へぇ、こいつが噂のねぇ』

『写真撮るだけ撮って何も出さないなら、どっかに行っちゃまえよ』

『まぁそう言うなクロ。おやつやカリカリをバラ撒いて汚され、猫が居るから汚れちまったって言われるよりかは、ずっといいじゃねぇか。
ハズレのおっさん、可愛く撮っていっておくれよ』

話がわかる兄貴分さんでしたが…
可愛く撮れたかどうかは不明なのでございました。

白黒さん、写真が少なかったせいで、長いセリフを喋らせてしまってすみません!

 

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今回は、とある街を歩いていてお会いしたろじ猫さん達をズラズラ~っと紹介していきます。

まずは角地でお会いしたキジさん。

自分を見るなり敷地の中に入っていきます。

キジさん!ちょっとだけでもお顔を!

『こんな顔だよ』

お顔を見せてくださった耳カットキジさん。
すぐに後退りして隠れてしまったのでございます。

少し歩くと…
階段の横に座っている白さんとお会いしました。

おや?この白さん、オッドアイですね。綺麗ですね♪

『眼の色だけで猫を判断しないで欲しいな』

これは大変失礼しました。
きっちり前足と後ろ足を揃えて座る姿もまた美しいですね。

『ふふふ…ありがとう』

喜んでくださった白さん。
洗ってあげたい衝動に駆られたのですが…
一歩踏み出したら奥に隠れてしまったのでございます。

続いて見つけた”犬進入禁止”の看板。

その看板のすぐ近くに、茶白さんがたたずんでいました。

『ありゃ?ご飯じゃない人が来ちゃったよ』

『避難避難』

『おおと、急に立ち上がったから立ちくらみが…』

『ふぅ、大丈夫だった』

奥に隠れてしまった茶白さん。
後から来てみたら、ちゃんとご飯を頂いていたのでご安心を。

ちょっと離れた駅の方に向かって歩いていると…
自転車の影にお休み中のキジ白さんを発見。

『なんか用かい?』

鋭い目でこちらを見た、首輪をしたキジ白さん。
当ブログ常連さん達(複数)がファンになっちゃいそうな風貌ですな。

『ほう、私のファンになりそうな人がそんなに居るのかい?』

はい!その目を細めた表情を見ると特に!

『その人達によろしくな!』

能面の鬼…いや…とても素敵なお顔で、よろしく言われてしまいましたので…
ファンになりそうな方々に、よろしくお伝えいたします。

暗くなりかけた頃。
今度はフェンスの向こうに黒白さんの姿を見かけました。

『あぁ、ようやく来たか!』

『って、ご飯の人じゃないじゃん!関係ない人は早く消えてくれよな!』

覗きこむと目が合った黒白さんに、追い払われてしまう自分なのでございました。

以上、路地猫さん達詰めあわせでお送りしました。

夕方の更新では、昨日参加してきた里親会の様子をお届けします。

 

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全開とは関係なく猫散歩を続けます。

今度はサビ猫さんにお会いしました。

なかなか迫力があるお顔のサビさんです。

『迫力があるなんて…失礼しちゃう!』

怒って歩き出したサビさん。
結構ふくよかなお体をしてらっしゃいます。

路地の反対側に向かうサビさん。

ズボッ。

そのまま塀の穴に入り込むかと思いきや…

『塀の穴に入れなかったわ』

『恥ずかしいっ!』

足早に自分の前を通り過ぎていきます。

『恥ずかしくって体まで真っ赤っ赤。穴があったら入りたい!』

いや、サビさん…
穴があったけど入れなかったじゃないですか!

思わず突っ込んだのですが…
サビさん、恥ずかしがったまま…

隙間に何とか潜り込んで行ってしまったのでございました。

 

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ご飯待ちの猫さん達が暑まる路地にいます。

猫さん達は相変わらず固まってご飯待ちのご様子。

路地から出た所では黒さんが他の猫さん達に報告に行きます。

『そろそろご飯が出てくる頃だぞ!』

猫路地では、ふくよかな猫さんがデーンと座っています。

『全開のおっさん、何かおやつは持っていないのかい?』

いや、自分は全開のおっさんじゃないですから!
ハズレのおっさんですから!

三毛さんの反対側から麦わらさんが出て来ました。
『これが噂の全開のおっさんかぁ』

いやだからね。
全開じゃないですから!
今は。

『なんだ、今は全開じゃないのか』

『でも…こうやって待っていれば、何か出るか全開になるはずだね?』

何も出ませんし、全開にもなりません!

『え?全開にならないの?』

すぐ近くで茶トラさんがビックリしています。

『さっきはすごい開いていたのに…』

もう全開にならないんですってば!

『全開にならなくて、おやつも出て来ないなら用はないよ』

向こうを向いてしまった麦わらさんと三毛さん。

なんか猫さん達に翻弄されています。
ここは一旦引いた方が良さそうです。
路地から出ると…

『全開のおっさんのお陰で、ご飯待ちの時間退屈しないで済んだよ。ありがとね』

黒さんと白黒さんに、腑に落ちないご挨拶をされてしまったのでございます。

今度来た時は、全開のおっさんなんて言わせずに可愛く紹介するからな!
負け惜しみを言って猫路地を後にする自分でございました。

今回、タイトルを「猫路地 ご飯待ち 後編」としなければならないのに、誤って「全開のおっさん 後編」と表示されてしまいました。
訂正すると共に、お詫び申し上げます。

 

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全開からの続きです。
違った。全開だったのは前回の自分です。
いかんいかん。
こういう言葉遊びを始めると、取り留めが無くなってしまうので…
猫さんの写真に行きましょう。

再び路地を覗いてみると…
猫さん達が集まっています。

『あれ?さっきのおっさんが見てるよ』

『まだ全開なのかな?見に行ってみようっと』

ふくよかな三毛さんが、こちらにやってきます。

『なになに?全開のおっさんなの?見たい見たい!』

茶トラさんも歩き始めました。

『あ、ファスナー閉めてるよ』

『なんだ、全開じゃないのか。つまんない』

『戻ろ戻ろ』

戻って行く三毛さんと茶トラさん。
危なかった…
ハズレのおっさんに続く”全開のおっさん”との呼び名が猫さんの間に定着してしまう所でした。

路地の真ん中に戻った猫さん達。

2匹の茶トラさんは、鏡に写ったように座っていますね。

『また全開になったかな?』

一緒に振り向いた茶トラさん。
だ・か・ら!
もう閉めたままになってますって!

『なんだ、つまんない』

一緒に向こうを向いた茶トラさん。
綺麗にシンクロしているのでございました。

この全開のおっさんネタ…
じゃなくて、この路地の猫さん達。
もう一回続きます。

 

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とある路地。

茶トラさんが道ばたでたたずんでいます。

『おや?変な顔したおっさんが来たね』

『あ…この変な顔したおっさん…開いちゃってるよ』

え?開いちゃってる?
何が?

尋ねようと思ったら、門の中に避難しちゃった茶トラさん。

奥には別の猫さんも居らっしゃいますね。

『ねぇ茶トラさん。このおっさんだぁれ?』
『知らないけど…このおっさん…開いたままなんだよね』

『うわ~っ…本当に開けたままだ!』

だからぁ、何が開いてるんですか?
聞いてみようと思ったけど、2匹の猫さんは隠れてしまって答えてくれません。

ん?背後に気配を感じます。
振り返ってみると…
別の茶トラさんと三毛さんがいらっしゃいました。

『うっわ~っ!このおっさん、全開だよ』

目をまん丸にして驚く茶トラさん。
今度は全開ですか。
いったい何が?

『これだけ言ってもまだわからないのかい?』

あ、この三毛さんは見覚えがあります。
以前にもお会いしていますね♪

で…全くわからないので、何が開いているのか教えて下さいよ。

『社会の窓が全開なんだよ!プププッ』

え?え?え?
これは…大変失礼いたしました!

恥ずかしくて、慌ててファスナーを締めながら路地を後にします。

路地を出ると、すぐの建物の前に3匹の猫さんが居らっしゃいました。

『よし、そろそろだろうから偵察に行ってくる!』

黒さんが歩き出します。
何を偵察に行くんでしょうね?
残った猫さん達に聞いてみましょう。

『もうすぐご飯の時間だからね。黒さんはご飯が出てるか見に行ったんだよ』

なるほど。
ご飯の偵察なんですね。

『ところであんた。開いてるよ』

え?まだファスナーしまっていませんでしたか?

『いや、口がポカンと開いている』

猫さんを見ていたら、思わず口が開いてしまったようです。
これまた失礼いたしました。

『ご飯は出てないけど、みんな集まってるよ』

黒さんから報告が入りました。

ファスナーもちゃんと閉まっているのを確認したことだし、猫路地をもう一度覗いてみるとしましょう。

続きます。

 

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前回のキジさんと麦わらさんに追い払われた自分。
路地をトボトボ歩いていると…

道ばたに茶トラさんがいらっしゃるのを見つけました。

どうやらお食事中のようです。

『ふぅ、食った食った♪』

『満足満足っと』

『おや?あんたもこの食堂に食べに来たのかい?』

いや…食べに来た訳ではないですが…。

『ちょっと聞いてやるよ』

『おーい!人間のお客さんが来ているけど、人間用のメニューはあるのかい?』

『あ~…残念だったね。人間が食べるメニューは無いってよ』

『人間が食べるものなら、駅の方に人気の大衆酒場があるからそっちに行きな』

これはご丁寧にありがとうございます。
後ほどそっちの大衆酒場に行ってみる事にしますね。

『じゃぁ食後の一服するから』

歩き出した茶トラさん。

『しかしこの店も味が落ちたな。やっぱりプーシェフじゃないとダメだねぇ』

プーシェフ?
茶トラさんが食べていた食堂、どうやらシェフが変わったようです。

改めて食堂を見てみると…

あっ!以前この場所に来た時にはプーさんが居たのに居なくなっています!

『今も悪くはないけどさ、プーさんが居た時の食事は絶品だったなぁ』

食後の一服をしながら、プーシェフの時の食事を思い浮かべる茶トラさんなのでございました。

 

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