とある地域をドライブしていると…
『ご飯の人ではないみたいだしなぁ』
ジーっとこっちを見つめる黒さん。
両耳先が平らにカットされていますね。
『ご飯だよ♪ご飯だよ♪』
今度は角の向こうから、キジ白さんが歩いてきました。
『あれ?いつもの人じゃない』
このキジ白さんは、両耳先がV字カット。
この地域、不妊された猫さんは両耳先カットされているようです。
『ねぇ、この人達何者?』『よくわかんないけど、ハズレの人みたいだよ』
『ハズレの人にも、おやつ出させる方法はあるよ。ゴニョゴニョ…』
え?どんな方法があるんでしょう?
『いい?やってみるからよく見てなさい』
キジ白さん、何をしてくるんでしょうか?
楽しみにして待ちましょう。
『こうやって可愛く座ってじっと見つめる!』
おっと…そんな方法でしたか。
いやいや、こちらもハズレのおっさんを名乗る者。
それくらいでは食べ物出てきませんなぁ。
『おや?今日はご飯の時間が早いね』
今度は白黒さんが顔を出しました。
『親分、ご飯の人じゃないよ』『可愛く待っているのに何も出てこないんだよ』
『お控えなすって。手前、このあたりを任せてもらっている白黒です』
ご挨拶してくださった白黒さん。
仁義を切らなければいけないのはこちらなのに…
ありがとうございます。
『やり方ってもんがあるんだよ。って、そんなに纏わりつくんじゃねぇ!』
『なんか出せ~っ!』
『あ、そちらのお方もお控えなすって…』
運転手こと同行者の某R氏にも挨拶する白黒さん。
仁義に厚い親分さんのようですねぇ。
『さて、挨拶はこのくらいにして…ここを通るなら何か出してもらおうか!』
『親分カッコイイ!』
親分さんに凄まれてしまった自分たち。
さて、どうなる!?
あっ!親分さんも両耳カットだ!
と、気付いたところで…後編に続きます。
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