路地猫 | 街を歩けば そこに猫 - Part 23のブログ記事

とある街のとある路地。
夜にサビさんと遭遇した様子をお届けしております。

前回とは別のサビさんが、興味深そうに自分の前にやって来ました。

『これなぁに?』

持っていたビニール傘をチョイチョイするサビさん。

傘を動かすとじゃれついてきます♪

今度は左手でチョイチョイ。

『う~ん…面白いのか面白く無いのか、よくわかんないわねぇ』

『ねぇ、もうちょっと動かしてみてよ』

はい、こうですか?

『うん、動くとなかなか面白いわね』

『チョイチョイチョ~イ♪』

『あ、今度は向こうに行ったわね?』

『ちょっと匂いを嗅いでみるとしましょう』

『くんくんくん…』

『匂い嗅いでいるの…誰にも見られてないわよね?』

『誰も見ていないなら…お味の方も…』

『まっず~~~~っ!』

『こんな不味い物、猫に差し出すんじゃないわよ!』

一人で勝手に遊んで、勝手に怒って去っていったサビさんなのでございました。

 

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とある街のとある路地。

いい気分で呑んだくれて
「そろそろ帰らないと電車がなくなっちゃうね。へっへっへ~」
と歩いていると…
猫さんに遭遇しました。

すみません、嘘です。
呑んだくれていたのは事実ですが、帰宅する前にもう一猫と、とある猫路地にやってきたのでした。

隙間に入っていく猫さん。

向こうの方に、別の猫さんが現れました。

ポリバケツの影で一旦待機。

その後、前の猫さんと同じ隙間に入っていきます。

隙間に何があるんだろう?
覗いて見ると…

サビさんたちがお食事中でした。

『遅かったじゃない』『ご飯、まだ残ってる?』

『残ってるよ♪いつもと違うのは変なおっさんが食事風景見ている事だけ』

『あんまりジロジロ見ないでよ』

『レディの食事を眺めるなんて悪趣味なんだから』

あ、これは失礼致しました。
では離れてちょっと待つとしましょう。

『あ~食った食った!』

こらこら、レディが食ったなんて…
はしたない言葉使うんじゃないですよ!

『あら、私としたことが…ホホホ…』

路地を横断するサビさん。

『ここで食後のニンゲンウォッチングでもするとしましょうかねぇ』

『まずはこのおっさんから観察』

おや?自分に興味を持ってくださいますか。

では、指でも出してみましょう。
くんくん…

くんくんくん…

『くっさ~~~~っ!』

指の匂いをいっぱい嗅いでくれたので、撫でさせてくれるかな?と思ったら…
さっさと立ち去ってしまったサビさんなのでございました。

次回も夜のサビさんの写真をお届けします。

 

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とある街を散歩中。
井戸を見つけました。

川の近くのこんな場所に井戸があるとは!

まだまだ使われている現役の井戸のようです。
感動モノですねぇ。

『なんだ、井戸を見に来た人か。なら用はないな』

ああっ!茶白さ~ん!
待ってくださ~い!

『なに?あんた井戸を見に来たんだろ?猫を見に来たんじゃないんだろ?』

いや、実は猫さんがメインなんですよ。
へへへっ。

『へ~…って、やっぱり井戸の写真撮ってるじゃん!』

『猫をメインで撮らない奴には構ってやんないよ』

『じゃぁね~』

三輪自動車の奥に姿を消していった茶白さん。

写真を撮っている時からこのお話が頭に浮かび、わざと井戸をメインで撮っていたのですが…
こんな事なら素直に猫さんをメインで撮ればよかった。
と、後悔した自分なのでございました。
まぁ、すぐに逃げられなかっただけでも良しとしましょう。
うん。

 

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猫さんが居る、とある路地にやってまいりました。

さて、猫さんは…
いらっしゃいました!

茶白さんとキジ白さんです。

写真撮らせてくださいな♪

『写真を撮ってくれるなら、こっちがいいな』

移動し始めたキジ白さん。
なかなかふっくらですねぇ。

『んじゃ、モデルになってあげるからね』

猫背をシャキッと伸ばして、モデル座りしてくれたキジ白さん。

とても素敵です♪
ありがとうございます。

でも…そのふっくら体型。
あんこ型って感じですね。

『せっかくモデルになってあげたのに、ひどい言いようだねぇ』

『あんこ?おやつ貰えるの?』

別のキジ白さんがやって来ました。

『何も貰えないよ!モデルやってあげたのに、出てきたのは失礼な言葉だけ!』

『失礼なハズレのおっさんはあっち行きな!』

キジ白さんに睨まれて追い払われてしまいましたよ。

ならば、今度は薄茶さんに相手していただくとしましょう。

『え?こっち?』

はい、こっちです。

薄茶さん、以前お会いした時には撫でさせてくださいましたので…
今回もおねがいしますね。

撫で撫で撫で…

『うん、なかなかいいねぇ』

またまた、撫で撫で撫で…

薄茶さん、気持ちが良いのかベロが出ちゃっていますよ♪

気持ちよさそうなお顔をして、ベロを出したままの薄茶さん。

顔を擦り付けてきてくださいました♪

『あぁ気持ちよかった。ハズレって聞いていたけど、撫でるのは大当たりだね』

薄茶さんに満足していただき大満足の、ハズレだけど大当たりのおっさんなのでございました♪

 

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とある暗渠の緑道。

遠くに白黒さんの姿を見かけました。
『こっちに行こうかな』

『やっぱりこっちに行こう』

近寄ってみると、茂みに隠れちゃった白黒さん。

残念。
と、しばし歩いて振り返ると…

『やっぱりこっち側の方にしようっと』

また緑道に出てきました。

『う~ん…でも…やっぱりあっちかなぁ』

しばし悩んだ白黒さん。

『うん、やっっぱりこっちだ』

悩んだ挙句、向かって左側に入って行ったのでございます。
何が白黒さんをこんなに悩ませていたのか?
それは謎のままでした。

写真が少ないのでもう一匹。

今度は路地で茶トラさんを発見。

『今日はどこをパトロールしようかなぁ』

『あっ!面白い顔のおっさん発見!』

『あの顔には近寄らない方がいいな』

『こっちに行こうっと』

茶トラさん、手前のお宅に入って行ったのでございました。

 

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とある路地。
猫さんがいらっしゃいました。

逆光でわかりにくいですが、黒さんのようです。

『ん?誰か見てるな』

振り向いた黒さん。

ズームで撮ってみましょう。

逆光でお顔がよくわかりませんねぇ。

『ブツブツ言ってる…危ないおっさんかな?』

何もしないで撮るとツヤツヤした毛はいい感じですが、金色の目もよくわからない状態。

露出を調整して撮影してみましょう。

あ…露出オーバー。
お顔はわかるけど、黒猫さん独特の毛艶の光が…

黒さん、そこは場所はいいんですけど上手く撮れません。
ちょっと移動してもらえませんかねぇ?

耳だけピクピク動かして反応してくれた黒さん。

『しょうがないなぁ、ここならどうだい?』

黒さん!急に暗い場所に移動するからオートフォーカスが間に合わなくてピンボケのブレブレです!

『ブレブレなのは手ブレだろ?あんたの腕が悪いんだよ!』

黒さん、もうちょっとそこに居て!
そしたらなんとか使える写真が撮れそうですから。

そんな願いも虚しく…
黒さんは、写真を撮るのが下手な猫好きを置いて、キャベツの箱の影に消えて行ってしまったのでございました。

 

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今回は、とある街でお会いした猫さん達のご紹介。
一つの記事にならなかった猫さん達をズラズラーっとご紹介していきます。

まずは、塀の上にいた三毛さん。

塀の上で何をなさっているんでしょうねぇ?

『そんなの見りゃわかるだろ!』

あ、駐輪されないように見張っていたのですね。

『今日は自転車止めていく人が居ないから平和だよ』

『いつもこうだったらいいんだけどねぇ。ふふふ♪』

『目の前の駐おっさんが目障りだけどね』

駐おっさんって!
まぁいいや。
違法駐おっさんと言われなかっただけ良しとしましょう。

三毛さんとお別れしてお散歩していると…

今度は白黒さんとお会いしました。

まだ若そうな白黒さんですね。

『この人、何してるんだろう?』

写真を撮ってるだけですよ~

『写真って…美味しいの?』

残念ながら食べられません。
そう言ったらすぐに姿を消してしまったのでございます。

白黒さんの近く。
向こう側にハチワレさんの姿が見えました。

『敷地を通ってこっちまでこないから安心だな』

安心しきってニヤつくハチワレさん。
そのとおりなのでどうしようもないですな。

でも、路地をぐるりと回って反対側に来てみました。
おや?別の白黒さんに変身していましたよ。

『そんなわけないだろ!』
突っ込んですぐ姿を消した白黒さんなのでございます。

街散歩を続けます。
駐車場にキジさん発見!

『変な顔のおっさんが来た~っ!』

『こっちも変な顔にされちゃうよ~~~っ!』

走って行っちゃったキジさん。
変な顔なんかにしませんから戻って来てくださーい!

残念ながら戻って来てくださらなかったのでございました。
今度会った時には、うにうに触って変な顔にしてやる!

最後にご紹介するのは、ペットフード屋さんにいらっしゃった茶トラさん。
店頭でお休み中です。

『一宿一飯の恩義ってやつで店番中さ』

なるほど、店番ですか。

その割には、だらけきっている茶トラさんなのでございました。

もうちょっとお仕事中らしくしようよ。
お客さん来ない…
いや、猫さんが居るだけでみんな来ちゃうか。
猫さんはそこに居るだけで幸せな生き物ですからねぇ。

と言う訳で、今回は一つの記事にならない猫さん救済企画として、6匹の猫さんをご紹介させていただいたのでございます。

 

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まだ暑い時期の、とある路地。

道ばたに白黒さんが居らっしゃいました。

夕涼みをしてらっしゃるようですね。

『ん?あんた誰?』

猫好きのおっさんです。
あ…自分でおっさんって言っちゃった。

まぁいいや。
開き直って…撫でさせてくださいね♪

おとなしく撫でさせてくれたのですが…
ちょっと緊張しているようですね。

『勝手に撫でないでよね!』

拒否されてしまいました。

『こっちの人は何やってるの?』

同行していた某R氏を見つめる白黒さん。

多分、他の猫さんを見ているんだと思いますよ。

ほらね。

『何?この人達。変な物出してこっちに向けてるよ』

怪しい者じゃないから大丈夫ですよ~

下を見ると…
白黒さんが某R氏に撫でられています。

『こんな撫で方してくれる人だから大丈夫だよ~』

自分からは逃げたのに…某R氏にはゆっくり撫でさせる白黒さん。
ちょっと嫉妬。

『大丈夫だから出てきていいよ~』

白黒さん、見上げて声掛けていますね。
そっちの方を見ると…

猫さんが顔を出していました。

今回出演して頂いた猫さん。
こちらのお宅の猫さんで、皆さんこの窓から出入りしているそうです。

『ふぅ、いっぱい撫でてもらって満足♪』

自分はいっぱい撫でさせてもらえなかったので不満足ですが…

『おかあさ~ん!お腹減ったからご飯ちょうだい』

不満足な自分の声を無視して、ご飯を催促に行ってしまった白黒さんなのでございました。

 

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とある路地。

白猫さんが買い物帰りの女性に撫でられていました。

『あ、行っちゃった』

『おっ!次のターゲット発見!』

『ねぇ、撫でて♪』

白さん、尻尾を立ててニャーニャー言いながら近寄って来ます。

『早く撫でてよ~』

同行者の某R氏に撫でてもらう白さん。

『そっちのおじさんも撫でてよね』

自分の方にも来たので撫でさせていただきます♪

『さて、次は…』

自分に撫でられながらも、目はしっかり次のターゲットを探す白さん。

『ありがとう!気持よかったよ』

え?もういいの?
あっさり離れていく白さん。

『ねぇ、撫でてよ~』

白さん、白い鈴カステラを自分達に見せつけながら…
次のターゲットとして目をつけた人にアピールするのでございました。

 

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とある路地裏。

白黒猫さんの姿を見かけました。

思わず「でかっ!」と叫んでしまったくらい大きな猫さんです。

尻尾を立ててパトロールする白黒さん。

こっそり後を付けてみるとしましょう。

『ん?誰か付いて来ている?』

尾行に気づかれたようです。

『なんで後を付いてくるのさ!』

いや、猫さんの後を付いているんじゃないですよ。
自分の向かう方向が、猫さんと一緒なだけです。

『ふ~ん…ならいいけど…』

『って、そんなら先に行けよ!後くっついてきてるだけだろ?』

あ…真実に気づかれてしまいました。

『ホントにもう。猫の後付けて何が面白いのさ』

いやね、これがとっても楽しいんですよ♪

『付いて来られる方が楽しくないの!ほら、避けてやるからどっか行っちゃいな』

自転車の下に避難した白黒さん。
どうでもいいですが、お顔の白と黒の感じ。
丸吉さんのカケちゃんの柄に似ていますねぇ。
もしかして遠い親戚?

『そんな乱暴猫のことなんて知らないよ!さっさとどっか行っておくれ』

乱暴猫って噂は伝わっているんだ。

んじゃ、お邪魔しましたね。
自分は向こうに行きますから。

数歩歩いて振り返ると…

『ようやく居なくなってくれたよ』

ホッとした白黒さん。
パトロールを再開していたのでございました。

 

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