路地猫 | 街を歩けば そこに猫 - Part 20のブログ記事

金沢での法事が終わった翌日。
早朝から街に出て猫散歩開始です。

以前は金沢に住んでいて土地勘バッチリとは言え、以前は猫に関心がなかった自分。
子供の頃に猫を見た記憶がほとんどありません。
まぁ犬が大好きだったので、猫が目に入らなかったのでしょうけれども。

とりあえず、ここ数年の猫散歩の経験から「こんな路地に猫が居そうだな」と言う所を歩き回ります。
そして、なんとなく…何かに引っ張られるように入り込んだ路地。
猫さんと遭遇しました!

飼い猫さんのパトロールのようですね。

『な~ん、パトロールやないがや。朝の散歩しとってんて』

(違います。パトロールじゃないですよ。朝の散歩をしていたのです)

『あんたこそ何しとるがや?』

(あなたこそ何をしているのですか?)
近づいてきた茶白さん。

いやね、猫さんを探して散歩していたんですよ。
お会いできてとても嬉しいです!

『嬉しいが?ほんならぁ、金沢来た記念にぃ…』

(嬉しいのですか?それなら金沢に来た記念に…)

『あんたぁ、ちょっと撫でていきまっしま』

(あなた、ちょっと撫でていきませんか)

擦り寄ってきた茶白さん。
喜んで撫でさせていただきます♪

『あ~…気持ちいいげんて』

(あぁ、気持ちいいですよ)

『あんたぁ、猫、撫で慣れとるわね』

(あなた、猫を撫で慣れていますね)

お褒めいただいて光栄です。
では、もっと撫でさせていただきましょう♪

『なんかぁ、眠とうなってきたわ』

(なんだか眠くなってきました)

『こんな気持よく撫でてもらうの…久しぶりやわいね』

(こんなに気持ちよくなでてもらうのは久しぶりです)

そんなに気持ちいいですか?

『ほうや!こんな撫でてもらってきのどくなぁ』

(そうです。こんなに撫でてもらって、ありがとうございます)

あまりの気持ちよさに、ゴロ~ンと横になってしまった茶白さん。
『なにしとれんて!なごなったん見とらんと、はよモフりまっしま!』

(何をしているのですか!横になったのを見ていないで早くモフりなさい!)

あ、すみません。
モフモフモフ…

とても気持ち良さそうなお顔をしてくださる茶白さん。

『ほんなコメントやらいらんげんって!写真撮っとらんと、もっと撫でんといかんげんぞ!』

(そんなコメントは不要です。写真を撮っていないで、もっと撫でないといけないのですよ!)

あ…はい。
了解でございます!

モフモフモフモフ…と。

これだけモフれば、満足して頂けたでしょうか?

『モフってもらったんやけどぉ…なんかあいそないげ』

(モフってもらいましたが、ちょっと物足りないですね)
物足りないですか?
んじゃもうちょっと撫でましょう。

いっぱい撫でていっぱいモフらせていただいた茶白さん。
まだまだ物足りないようです。
そんな茶白さんが取った行動は…
後編に続きます。

が…すみません!
今日も2回更新するつもりだったのですが、脳内金沢弁変換に時間を取られてしまったので、今日は1回更新でご勘弁。
続きは明日で!

 

ポチッと押していただけると嬉しいです
にほんブログ村 猫ブログへ
にほんブログ村

菩提寺…真宗だから手次寺と言った方がいいのか。
無事、父の四十九日法要を終えました。
父が他界した際には、お世話になっている方々にはお知らせさせていただきましたが、皆様からお心遣いを頂きありがとうございました。

法要を終えて、お寺を後にしようとすると…
ん?本堂入り口で猫さんが横になってお休みしていますよ。

『無事法要が終わったようで何よりだね』

ありがとうございます。
もっと近くでお礼を…と思ったら、猫さんはすぐに隠れてしまったのでございます。

実はお墓に行く前に同じ場所に茶トラさんがいらっしゃったのですけどね。
さすがにその時は写真を撮れなかったのですよ。

お寺を後にして、バス乗り場に向かって歩いていると…
路地の奥に、何か落ちていますね。

近づいてみましょう。

猫さんが三叉路の真ん中でおやすみしてらっしゃいました♪

『なんだい、あんたは?見かけない顔だね』

お顔もお体も貫禄ある猫さん。

その貫禄が、古い町並みに合っていますねぇ。

もうちょっと近寄って、その貫禄ぶりを拝見しましょう。

『こらこら、あんまり近寄るんじゃないよ。隠れちゃうからね!』

移動し始めた猫さん。

『よいしょ、よいしょ…』

『ふぅ、ここまでくればいいか』

猫さん猫さん、全然隠れていないですよ!

『ん?あ…あぁ、隠れなくちゃダメかねぇ』

いや、隠れなくてもいいですけど…
自分はもっと近寄っちゃいますよ!

『それも嫌だから…ここなら大丈夫かな?』

体の半分しか隠れていないですが…
隠れた気になっている猫さんの気分を損ねてもしょうがないですしね。
見えなくなってしまったふりをして、猫さんとお別れする自分でございました。

この日の晩は、父がよく飲みに行っていた金沢駅の黒百合さんで。
(新幹線工事の為、別の場所にて仮店舗営業中でしたが)

お刺身盛り合わせ♪

フクラギ(ブリの小さいの)旨い♪甘エビもイカも甘い♪

梅貝と筍のおでん♪

白山固豆腐♪

いやまぁ、子供の頃からこんな物食べているから…
おとなになったら呑兵衛になるのは当たり前ですなぁ。
なんて、父を思いながら父がよく来た飲み屋で杯を傾け、そして地の物を食べまくる兄弟なのでございました。

さて、金沢2日目は兄と別行動。
飛行機の時間まで、猫散歩するとしましょう!
その様子は…また明日。

 

ポチッと押していただけると嬉しいです
にほんブログ村 猫ブログへ
にほんブログ村

前回の黒さんとお別れしてから、運河猫さんを探しますが…
お会いできません。
今年の桜と運河猫さんは黒さんだけか。
がっかりして運河から歩き出すと…

首輪をした茶白さんを発見しました!

おや?あなたは昨年の秋頃にもお会いした茶白さんですね?

『え~っと…そうだっけ?顔をよく見せてくんないかなぁ』

はいはい、近づきますからよく見てくださいな。

『おっと、それ以上近づくんじゃないよ』

『えーっと…えーっと…』

『思い出した!こっちが相手する気無いのに近寄ってきて撫でようとしたおっさんだ!』

『今日も相手してやんないからね。さっさとどっか行きな!』

茶白さんに追い払われてしまった自分。
がっかりして歩いていると…

某組合の前に白黒さん発見!

って…あなたも、ここでいつもお会いする猫さんですね♪

『いつも?覚えていないなぁ』

そんな…
昨年の春にもお会いしたのに。

『春?ん~っと…思い出した!』

ニッコリしてくださった白黒さん。
思い出してくださったのですね♪

『見張りの仕事してたら、邪魔をしたおっさんだ!今日も相手してやんないよ』

哀れ、ろっちさん。
白黒さんにも追い払われてしまったのでございました。

でも、ここには他の猫さん達もいらっしゃいます。
他の猫さん達に相手していただきましょう♪
と思ったら…

皆さん、別の場所でお昼寝しているらしく、ベッドはもぬけの殻になっていたのでございました。

ガックリ。

今日はここまで。
明日は別の場所で桜と猫さんの写真を撮りに行ったら、モフモフしてしまう羽目になった様子をお届けしましょう。

 

ポチッと押していただけると嬉しいです
にほんブログ村 猫ブログへ
にほんブログ村

とある小さな公園。

黒さんが公園から出て行く姿を見かけました。

慌てて追いかけてみると…

黒さん、柵の中で何やらゴソゴソしています。

『何見てんの?』

黒さんに気づかれてしまいました。

いや、写真を撮らせてもらえないかなぁって思ってね。

『写真かぁ…』

『んじゃ、こんなのはどう?』

黒さん、ゴロンゴロンし始めました。

『どうだ?可愛いだろう?いい写真撮れるだろう?』

はい、可愛くていい写真になりますが…
できれば陽が当たる場所の方がいいかなぁ。

『ちっ、せっかくモデルになってやっているのに我儘なおっさんだ』

『なら、こっちに来な』

日向に出た黒さん。
明るい所でゴロゴロんしたり、モデルになったりしてくださるのでしょうか?
ワクワクしながら後を付いて行くと…

『あっ!犬が来た!』

横に逃げ込んだ黒さん。

『あぁビックリした』

『気が削がれたから、モデルになるのはもう終わり!』

『じゃぁね、おっさん!』

『また来た時に、気が向いたらモデルになってやるよ』

黒さん、そう言い残して…
隙間に消えて行ってしまったのでございました。

あぁ…犬さえ来なければなぁ。
なんて言いつつも、散歩中の犬さんも中型犬で可愛かったのですけどね♪
小型犬よりも、ある程度大きい犬の方が好きな自分なのでございます。

今日はここまで。
明日は金曜なので…2回更新…できたらいいなぁ。
って感じで。

 

ポチッと押していただけると嬉しいです
にほんブログ村 猫ブログへ
にほんブログ村

とある街の階段。

今日は猫さんに会えるかなぁ?と行ってみたら…
ちょうど白黒さんがカメラウーマンに囲まれてモデルになっている最中でした。

トコトコ歩いて行く白黒さんを追いかけていく、カメラを持った女性たち。

白黒さんも気になりますが…
自分は誰にも気にかけてもらえない、奥で休んでいる三毛さんにターゲットを絞るとしましょう。

『誰にも相手にされていなくて悪かったわね!』
1404ynk01-03

『あんたの相手もしてあげないから』

ツーンとそっぽ向いてしまった三毛さん。

へそ曲げないでくださいよ。
三毛さん注目されていなくてラッキー!って意味で言ったんですよ~

と、ご機嫌直しに撫でさせていただきますが…

『フン!本気でそう思っていないくせに!』

三毛さん、向こうに行っちゃいましたよ。

『降りようと思ったけど…今日は人が多いわねぇ』

階段の人を眺める三毛さん。
確かに今日は人が多いですねぇ。

『まぁいいわ。ここで人間ウォッチングするとしましょう』

フェンスの反対側に出てきた三毛さん。
自分も三毛さんの方に回って、写真を撮らせていただきます。

ご機嫌を損ねて、自分の方を見てくださらない三毛さんを撮っていると…

ん?カメラがぐいっと引っ張られました。
なんだ?

『これ、も~らい♪』

白黒さんがカメラのストラップにじゃれついてきたのでした。

さすが都会の猫さん!プラチナストラップに夢中ですねぇ。

『ん?これ…MADE IN CHINAって書いてあるよ』

あ…プラチナとは名づけていますが…
安物ですからねぇ。

『そっか、日本製じゃないのか』

しばし中国製のストラップを見つめていた白黒さんですが…

『えいっ!』

『面白ければ日本製も中国製もどっちでもいいや』

遊びはじめた白黒さん。

まぁ日本の猫さんも、もともとは中国から来たって説もありますからね。
同じMADE IN CHINAで遊んでください。

なんてうんちくを聞いているはずもなく…
ストラップを真剣に見つめる白黒さん。

そうやってストラップで遊んでいると、自分の後ろにギャラリーが増えまして…

そのうち、お子さんが草を揺らしてじゃれさせようとし始めました。
『ストラップじゃなきゃ遊ばないよ!』

やはり都会の猫は、プラチナストラップに夢中になってしまうようです。

向こうでは、三毛さんが別のお子さんに撫でられています。

『子供になでられるのは好きじゃないんだよね。さ、そろそろ階段番の仕事に戻るよ』

『了解!』

白黒さんは階段の上に移動。

三毛さんは階段の下に移動し…

階段を登り降りする人たちを、じっくりと監視するのでございました。

実際は監視しながらも観光客の被写体になっていたんですけどね。
あまりにも人が多く、自分も注目あびちゃったし…
やはりこの街は、早朝に来てのんびりネコ散歩するほうが良さそうです。
はい。

今日は祝日ですが、写真の整理が追いついていないので1回更新でご勘弁。

 

ポチッと押していただけると嬉しいです
にほんブログ村 猫ブログへ
にほんブログ村

 

梅は咲いたか、桜はまだかいな。

まだ梅が満開の頃、とある街を散歩しておりました。

アパートの角に猫さん発見!

角に座って、何やらジッと見つめています。

誰かを待っているみたいですねぇ。

『あんたを待っていたんじゃないからね』

あ、はい。
それはわかっています。

角から通りを覗きながら、待ち続ける猫さん。

『あんたを待っていたんじゃないんだよ』

はいはい、よ~くわかっていますってば。

『それにしても遅いなぁ』

文字通り、首を長くして待つ猫さん。

『もう来てもおかしくないのになぁ』

『もしかしたら、このおっさんがここにいるせいで来ないのかも…』

ジト目で睨まれてしまいました。
確かに自分がここに居たら、ご飯の人が来ないかもしれませんね。
猫さんの待ち人が早く来ることを祈って、この場を離れるとしましょう。

少し歩くと、階段と井戸。

東京って大都会のイメージですが、まだまだこんな場所がいっぱい残っているので、街歩きをしていて飽きませんなぁ。

その井戸の近く。
今度は別の猫さんが、人待ち顔で佇んでいました。

『まだかなぁ』

首輪をした猫さん。
おうちの人が帰ってくるのを待っているのでしょうか?

『あんたを待っていたんじゃないのは確かだね』

はいはいはい。それはよ~くわかっておりますですよ。

『うわっ!待っても居ない人が近づいてきちゃった!』

車の下に逃げこむ猫さん。

覗きこんでみましょう。

『お家の人が帰ってくるのを待っていただけなのに…こんな変なおっさんに見つめられちゃったよ』

困惑顔の猫さん。
これ以上猫さんを困らせても申し訳ないです。
離れるとしましょうか。

数歩歩いて振り返ると…
猫さんが車の下から出て、また待ち続けるのでございました。

おうちの人、早く帰ってくるといいですね!
そして、いっぱい甘えてくださいね!

 

ポチッと押していただけると嬉しいです
にほんブログ村 猫ブログへ
にほんブログ村

とある井戸のある街を歩いていると…
ニャーニャーと声がします。

どこに猫さんが居らっしゃるのかな?
キョロキョロ探してみると…

 ひさしの上に居らっしゃいました!

『お腹減ったよ~』

ニャーニャー鳴くシャムっぽい猫さん。

『ご飯まだかなぁ』

ご飯待ちのシャムさん。
下から見上げていると見難いので…
すぐ横の公園の滑り台に登って撮影してみましょう。

『なんだいあんた?ご飯持ってるの?』

いや、カメラは持っていますがご飯は持っていません。

『ハズレのおっさんには用はないんだよ!』

ご飯待ちのニャーニャーが、ハズレハズレと聞こえてきちゃいました。

『あっ!ご飯の人が来た!』

ちょうどお食事の時間だったようです。
猫さんのお世話をしている方が、ご飯を持ってやって来ました。

シャムさん、早く降りておいで♪

ひさしから下のひさしにピョン!

『次はあっちだな』

ひさしをピョンピョン渡り、下に降りてきたシャムさん。

待望のご飯にありつきます♪

『もうご飯の時間なの?』

今度は黒さんが現れました。

『ボクの分も残しておいてね』

シャムさんの後ろから、ご飯を見つめる黒さん。

『当たり前だよ!ちゃんと残してあるからね』『わ~い♪いただきま~す!』

この2匹はとても仲良しなんだそうです。

ふと見ると、黒白さんが歩いていきます。

黒白さんはご飯食べないんですか?

『オイラかい?シャムや黒とは一緒には食べる気がしなくてね』

『でも、小腹が空いたから…ここに埋めた非常食を…』

『あ…埋めた秘密の場所を見られた?』

『こりゃいかん!別の秘密の場所に移動だ!』

何やら慌てて移動していった黒白さんなのでございました。

この町会は地域猫活動をしっかりとされている地域。
1205ksng00-13
これは2年前にこの町会内で見かけた看板ですが…
ご飯を上げる人を決めて、その人以外はご飯をあげない。
そしてトイレを設置して、近隣の清掃をしっかりする。
ルールがしっかりしていて、かつそのルールが守られている地域です。
ご飯を上げる人が決まっていて、決まった時間にあげていると、猫さんは必ず現れます。
と言う事は個体の把握が出来ているということ。
猫が可愛そうだからというだけで、エサやりをしている人が居ると、個体の把握ができにくいのです。
また、餌場が多数あることにより、猫さん達も散らばってしまいます。
可愛そうだからエサをやる。だけど糞尿や不妊については知らないよ。では、無責任なエサやりそのものです。

こう言うしっかりとルールが確立されている地域はもちろんですが、そうでない地域でも猫さん達が幸せに暮らしていけるように、我々写真を撮る者も猫さんにご飯をあげてはいけません。
ハズレのおっさんでなければいけない。
と言うのは、自分の中のルールなのですが…

どうしてもあげたければ、世話をしている人の許可をもらってあげるべき。
もしかしたら、腎臓病などで食事療法している猫さんも居るかもしれませんからね。

話がちょっとズレてしまいました。

ちゃんとルールを作って、それを猫好きの人も猫嫌いの人もみんな了承している。
そんなこの街が大好きで…
(井戸もあるし♪)
ついつい、この街に足が向いてしまう自分なのでございます。

ちなみに今回のシャムさんと黒さんは、この街で生まれて育った地域猫。
もちろん不妊済。
そして後から出てきた黒白さんは…
近くのマンションから引っ越していった人が置き去りにしていった猫さんだそうです。
怒りのご意見を聞かせてもらいましたが…
それでも「猫は猫だから」と世話をしてくださる以前から住んでいる方達。
人の情けの浅はかさと深さを同時に感じた、今回の猫散歩でございました。

 

ポチッと押していただけると嬉しいです
にほんブログ村 猫ブログへ
にほんブログ村

前回の漬物待ちの猫さん達に姿を隠されて…
近くを散歩してみます。

あっ!給湯器の上に白黒さん発見!
1312jns04-01
って、あなたは…
さっきお会いした白黒さんじゃないですか。

『そんな昔の事は忘れてしまったよ』

忘れたって!
ホンの数分前ですよ!

『なら、あんたは数分前にすれ違った人の顔覚えているのか?見張りの邪魔だから行った行った!』

う…何の反論もできません。

で…見張りってなんの見張り?
奥を覗いて見ると…

別の白黒さん達がくつろいでいました。

『あっ!覗いている人発見!見張りは何やっているんだ!?』

ビックリ顔の白黒さんズに自分もビックリしてしまい…
ご挨拶だけして、白黒さん達とお別れしたのでございました。

これだけだと寂しいので、この街でお会いしたもう一匹の猫さんもご紹介。

レンガの塀の上に銀色縞猫さんが居らっしゃいました。

『ん?知らない人が来たね』

『ご飯の人ではないようだけど…』

『何か持って来たのかな?』

何も持って来ておりません!
(キッパリ!)

『何も持って来てない奴には相手してやんないよ!ベーッ!』

銀色縞猫さん、ベーッと舌を出して姿を消してしまったのでございました。 

さて、ちょっとお知らせがございます。
今月は仕事もプライベートもかなり多忙でございまして。
申し訳ないのですが、来週月曜日から、更新を一日一回とさせていただきます。
気が向いたら二回更新することもあるかとは思いますが、基本一日一回で。
理由は…年度末と言う事と消費税アップ。
ホント今月はシャレにならないくらい忙しいのです。
申し訳ないですが、落ち着くまで一日一回更新になることをご理解ください。
よろしくお願いいたします。

 

ポチッと押していただけると嬉しいです
にほんブログ村 猫ブログへ
にほんブログ村

とある街を散歩中、井戸を発見!

井戸のある街には猫さんが居らっしゃることが多い♪
探してみると…

猫さんではなく、漬物石を発見しました。

『誰が漬物石だって?』

失礼、サビ猫さんでした。

しかしその大きさと言い色と言い…
漬物石にはピッタリですねぇ。
なんて失礼なことを思っている間に、サビさんは姿を消してしまい…

代わりにキジ白さんが現れました。
『お母さんの漬物♪漬物♪』

『あれ?見かけない人が居るよ。お母さんの漬物食べに来たのかな?』

『漬物の前に花の匂いを嗅いで…と』

『さて、お母さんの漬物…あれ?お母さんが居ないよ?』

すみません、お母さんは自分の姿を見て逃げてしまったみたいです。

『漬物♪漬物♪お母さんの漬物♪』

今度は白黒さんがやって来ました。

『蕪に大根、白菜、茄子胡瓜~♪美味しい漬物♪お母さんの漬物♪』

歌いながらやってきた白黒さん。
ちょっと変わった柄をしていますね。

『あれ?お母さんが居ない』『うん、居ないんだよ』

『どこ行っちゃったんだろうね』『早く食べたくて手を綺麗にして待っているのになぁ』

『よし!探してくるよ!』

『お母さ~ん!漬物石のお母さ~ん!どこ行ったの?』

漬物が食べたくてお母さんを探しに行ったキジ白さん。

やはりお母さんは漬物石…
いや、漬物の名人だったようです。
自分も漬物をつまみに一杯やりたいなぁ。なんて思っていたら…
猫さん達はみんな姿を消してしまった居たのでございました。

 

ポチッと押していただけると嬉しいです
にほんブログ村 猫ブログへ
にほんブログ村

とある街を散歩中。

塀の上に三毛さんを見かけました。

『暇そうなおっさんが来たわね』

『どうしようっかなぁ』

『よし!決めた!』

伸びをする三毛さん。

『そこの暇そうなおっさん!さぁ私を撫でなさい!』

あ…はい、撫でればいいんですね?

『う~ん…塀の上だといまいちね』

『ちょっとそこで待ってなさいよ』


伸びをした三毛さん。

塀の上を向こうに歩いていきます。

そこで待っていなさいと言われましたが…
やっぱり気になって、付いて行っちゃう自分。

『そこで待っていなさいって言ったのに!』

あ…すみません。
ついつい後を付けてしまいました。

『まぁいいわ』

三毛さん、木に移動して…

柵の間から出てきました。

『さぁ、思う存分撫でなさい!』

撫でなさいじゃなくて、撫でてください。じゃないんですか?
どこかの俺様になっちゃってますよ!三毛さん。

『俺様じゃなくて、女王様なの!』

あぁ…女王様でしたか。
それなら拒否できませんねぇ。

『そう!拒否する権利などあなたにはないのです!』

『カリカリがなければ猫缶を食べればいいのよ!』

本当に女王様になりきっていますなぁ。

『変なネタ振らなくてもいいから、さっさと撫でなさい!』

女王様を怒らせてしまったようなので…

大人しく撫でさせていただく自分。

しばし女王様の三毛さんを撫でさせていただきました。

女王様を撫でていると、視線を感じます。
振り返って見ると…

茶白さんが階段下からこちらを見ていました。

『あぁ女王様。私と言う者がありながら、なぜそんなおっさんに…』

女王様を撫でる自分を、憂い顔で見つめる茶白さんなのでございました。

そして女王様。
後をついてくる程、なついてしまったのですが…
ドアが開く音がしたら『ご飯だ!』と、姿を消してしまったのでございます。

ゴッドハンドを誇る、ろっちさんの手も、ご飯の魅力の前には敵わないのでございました。

あれ?なんかこの引きは見た事あるような…
昨日と同じような…
多分気のせい。うん。

 

ポチッと押していただけると嬉しいです
にほんブログ村 猫ブログへ
にほんブログ村

2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
PVアクセスランキング にほんブログ村