香箱を組んだ、まん丸顔の黒猫さん。
ツチノコっぽいですねぇ。
『なんか失礼なこと言われている気がする…』
黒さん、立ち上がって歩き始めます。
『景気はどうだい?』「ボチボチだねぇ」
トラックのおじさんにご挨拶。
『こんな所に貼っても、犬か猫しか見ないよ』
張り紙を無視して角を曲がります。
『こいつ、いつまで付いてくるんだ?』
いやね、ちゃんとお顔を拝見したいと思いまして。
『フン!こんな顔だよ!』
正面から見たお顔は、やっぱりまん丸!
『失礼なやつだな。まん丸でも隙間に入っていけるんだよ』
黒さん、車庫に入って姿を消したのでございます。
『見かけない人が来たよ~』
赤い首輪がお似合いの白黒さん。
車の下に入っていきます。
覗きこんでパチリ♪
『こんなとこ覗き込むんじゃないよ!』
そうですね、とても怪しい人になってしまいます。
ちゃんとお顔を見せてくださらなかったのは残念ですが…
白黒さんとお別れします。
排水の関係か、銭湯は暗渠(昔の川や水路)脇に建っている事が多いのです。
さて、風呂あがりはどこかで一杯やりましょうか。
暗渠を歩きながら、どこに飲みに行こうか悩む自分なのでございました。
金太郎が消えていたのが残念!
今回も暗渠と猫のコラボでお送りしました!
これまでの暗渠猫さん達をまとめて見たいって方は、暗渠猫タグのページをご覧くださいませ。
そして昨日に続いての告知!
猫と暗渠がきっかけで知り合った、暗渠さんぽのnamaさんと東京Peeling!のlotus62さんの共著。
“暗渠マニアック!”
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暗渠に興味のある方はぜひ手に取ってみてください!
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あれ?
板橋区になってますが、この銭湯って板橋区にありましたっけ?
>めぐりんさん
間違ってました!修正しました。
ご指摘感謝!
やはり。
北原白秋も入ったかもしれないお風呂屋さんだったね。
晩年の白秋さんはそのお風呂屋さんのごく近所に住まわれていたのです。d(´・ω・`)
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