前回ご紹介した駐車場の横には、キジ白さんがいらっしゃいました。
フェンスの向こうからこちらを伺うキジ白さん。
フェンスが邪魔なので、回りこんでお顔を拝見するとしましょう。
『うわ~っ!スケベっ面のおっさんが来た~っ!』
走って逃げていくキジ白さん。
そんなにスケベっ面してたかなぁ?
って違う!スケベではありませんよ~っ!
『ん?スケベじゃないって?そうなのかなぁ?』
フェンス越しに話しかけるキジ白さん。
フェンスの向こうには、喉の所だけが白いキジさんがいらっしゃいました。
『貧相な顔していることだけは確かだけど』
スケベとか貧相とか…
言い放題ですな。
『あぁ、鼻の下もあんまり伸びていないね。スケベっ面じゃないや』
そうでしょう!そうでしょう!
スケベっ面なんかしてませんよね。
『でもこの顔は…ハズレだな!』
じっくり顔を見られて、ハズレのおっさんと見破られてしまった自分なのでございました。
でもね、ご飯がちゃんと用意されていたから、ハズレのおっさんでも関係ないよね。
そう問いかけた時には…
すでに猫さん達の姿は消えていたのでございます。
猫さん達、ハズレの顔には用は無く、スケベっ面の方が興味があったみたいですなぁ。
なんか複雑な気分の自分なのでございました。
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