1月21日、立石のアイドル猫・キンちゃんが虹の橋を渡った日。
丸吉玩具店さんにおじゃました様子をお届けしております。
『なぁ、また膝に乗りたいから早く座りなさい』

はいはい。
でも、お客さんが来たからちょっと待とうね。
『あ、いらっしゃい!』

お客さんに愛想をふりまく純平くん。
あれ?毛の色が違う場所が…
これはもしかして…
やっぱり!お焦げだ!

今年もストーブに当たりすぎてお焦げを作ってしまったんですね。
『いや、ほら…キンちゃんを忘れないように同じ色を…』

誤魔化そうとする純平くん。
『さ、膝に乗ろうっと』

お客さんが途切れて座ると、早速膝に乗ってきました。
でーん!

『やっぱり撫で係の膝の上はたまらんなぁ』

いつも異常に髭を前に出して興奮気味の純平くん。
『あ、カメラのレンズが汚れてるぞ!俺様が拭いて…』

うわ~っ!拭かなくていいから!
『なんだよ。せっかく親切に拭いてやろうと思ったのに』

うん、お気持ちだけで十分ですから。
さて、ちょっと外の空気を吸いに…
『ん?撫で係どこに行くんだ?』

『俺様も行くぞ!』

ありゃ、くっついて来ちゃったよ。

『ほら、たまには表で看板猫の仕事もしなくちゃな』

早くも『残された猫がしっかりしないと』ですね!
『おもちゃ見ていってください!可愛い俺様がおすすめするぞ!』

なんか余計な事も言っていますが…
まぁいいや。
純平くんがおすすめするのは?
『今ならこれだな!』

それ…単に角が気持ちよくてするスリしているだけでしょ?
『違う!お客様にオススメしてるんだよ!』

ほう、珍しく本気でお仕事していますねぇ。
『俺様だってやる時はやるんだよ!でも…』

でも?
『寒いからお店に戻ろうっと』

ガクッ。
でも、やる気が見えたから良しとしましょう。
さて、そろそろ移動するとしましょうか。
『キンちゃんが居なくなっても、ちゃんと顔出せよ』

もちろんですとも!
みんなの顔を見に、いつも通り顔出しますよ!
アホ面で寝るサンペイくんにも挨拶をして…

丸吉玩具店さんを後にします。
外に出ると…

あ、リカちゃん。
『キンちゃん、旅立ったってね』

聞きましたか。
残念ですね。
『うん、でもね、キンちゃんの分もみんな頑張るからね』

キンちゃんの事が大好きだったリカちゃん。
居なくなって寂しいだろうけど、その分みなさんの愛情受けて長生きしてくださいね!
丸吉玩具店さん、いろいろありがとうございました!
そしてキンちゃん。ホントにこれまでありがとね。
君の事、忘れないよ!
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