５月の週末。
バラが見頃の都電に乗って、やってきたのは町屋。
パリジャンカフェさんにお邪魔します。
お店に入ってキューちゃんは？と聞くと、裏口に居るとのこと。
あ、いらっしゃいましたね。
さっそくご挨拶しましょう！
指の匂いを嗅いでくださったキューちゃん。
『あ、お酒臭い指の人だ』
うん、でもまだ呑んでないですからね！
と、撫で撫で。
額も撫で撫で♪
『眠いから相手しないよ。中でゆっくりしていってよ』
キューちゃん、やる気がなさそうですねぇ。
では、席に付いて…
いつも通り生ビール！
なんか一杯出てきた♪
ビールで乾杯した後に、再びキューちゃんにご挨拶。
座ったまま寝ていますねぇ。
キューちゃん、キューちゃん！
指を出してみると…
『お酒臭い指はいいから！』
お約束、いただきました！
『ホントに…いつもお酒臭いんだから！』
ペロッと手を舐めるキューちゃん。
お酒臭いのにいいんですか？
『やっぱり要らない！』
自分の手を押し戻すキューちゃん。
『早く手を引っ込めてよね』
はいはい、わかりました。
手を引っ込めて席に戻って…
２杯目はウーロン割り！
相変わらず濃いですなぁ。
なんて呑んじゃいまして、またまた酔っ払いはキューちゃんにもとへ。
『あ、また来た！』
裏口の番猫をしていたキューちゃん。
『またお酒呑んできたでしょ？』
はい、ビールの後にウーロン割りを♪
『もう…お酒臭いんだから…』
上を見上げたキューちゃん。
ピョン！
定位置に戻ってしまいました。
『お酒臭い人の相手はしないからね！』
あっち向いちゃったキューちゃん。
え～またお約束くださいよ！
と、酔っぱらいが問いかけた所で後編に続くのでございます。
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