2017年3月7日 | 街を歩けば そこに猫のブログ記事

とある路地。
塀の上に猫さんがいらっしゃいました。
『あ、誰か来た!』

ピョン!

スタッ!

ズボッ!

塀から飛び降りて柵をくぐるキジ白さん。

『よし、ここから落ち着いて観察だ』

『さて、このおっさんは何をしているのかな?』

猫さんを観察しようと思ったら、逆に観察されてしまいました。
観察されるのは趣味じゃないので、さっさと歩き出すと…

植木鉢の横に猫さんがいらっしゃいました。

『え?私はただの植木鉢ですが?』

いや、植木鉢じゃないでしょ!
どう見ても猫さんですよ。

『植木鉢ではないと見破るとは!』

『あんた、ただのおっさんじゃないな!?』

いや、ただの猫好きなんですけどね。

植木鉢のふりをしていた猫さんと別れ歩き出すと…
今度は物置の上に白い物が見えます。

猫さんのようですね。

『え?誰かに見られてる?』

起き上がった猫さん。

あっ!あなたは…
八の字眉のオッドアイさんではないですか!

もっと近くでお顔を…

『見せてあげないよ~』

塀の上を歩いていってしまった、八の字眉のオッドアイさん。

『もっとよくお顔を見たかったなぁ。なんて思ってるでしょ?』

え?
振り向くと、塀の上からさっきのキジ白さんが見ていました。

『誰か見てるぞ!猫が見てるぞ!』

しっかり観察されていたようです。
観察されるのは趣味じゃないので…ってさっきも言ったか。
とにかくさっさと歩き出す自分なのでございました。

 

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