金沢の街を猫散歩中にお会いした、人懐っこい茶白さん。
後編です。
モフモフした後も、しばし茶白さんを撫でさせて頂いています。
『撫でられるがは気持ちええんやけどぉ、なんかあいそないげ』
(撫でられるのは気持ちいいのですが、なんか物足りないです)
擦り寄ってきながらも、文句を垂れる茶白さん。
『ほうや、これに乗ればええがんないけ』
(そうだ、これに乗ればいいんじゃないでしょうか)
自分の膝を見つめる茶白さん。
『これやこれ!これがいいげんて!』
(これです、これ!この膝の上が最高なんです)
茶白さん、図々しくも膝に登ってきちゃいました。
まぁ、大歓迎なんですけどね。
『こりゃいいわいね!いいとこみつけたわぁ』
(これはいいですね。いい場所を見つけましたよ)
ドヤ顔の茶白さん。
『膝から下ろしたら、だちゃかんがやぞ!』
(膝から下ろしたらダメですよ!)
はいはい、下ろしたりしませんよ。
『なにしとれんて!ちゃんと膝の上に乗せとかんとだちゃかんって言ったやろが!』
(なにをしているのですか!ちゃんと膝の上に乗せていないとダメだと言ったでしょう!)
カメラを人質に自分に訴える茶白さん。
ちなみにこの写真は、コンデジで撮影中です。
すみませんねぇ。
撫でさせていただきますから、許してくださいな。
『ほんな写真撮っとらんと、ちゃんと撫でないかん言うとるがいね!』
(写真なんか撮っていないで、ちゃんと撫でなさいと言っているでしょうが)
茶白さん、近い近い!
とまぁ、しばらく気持ちを込めて茶白さんを撫でさせていただきました。
これで満足して頂けたでしょうか?
『あんたも行くとこあるやろさかいにぃ、もう行ってもいいわいね』
(あなたも行くところがあるでしょうから、もう行ってもいいですよ)
茶白さん、満足して頂けたようです。
お名残惜しいですが…茶白さんとお別れするとしましょう。
茶白さん、ありがとうございました!
あれ?自分よりも溝の方が気になるようですね。
『どぶすの中に入っとったら落ち着くんや。ほんならぁ、気ぃつけて行きまっしま』
(溝の中に入っていたら落ち着くんです。では、気をつけて行ってらっしゃい)
尻尾を立てて、なぜか溝の中から見送ってくださった茶白さんなのでございました。
今日も金沢弁脳内変換で疲れちゃったので、1回更新でご勘弁。
明日も金沢シリーズ、続きます。
ポチッと押していただけると嬉しいです
にほんブログ村
Comment feed