撫でてくれるの? | 街を歩けば そこに猫

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とある暗渠を歩いていたときのこと。
横道に猫さんの姿を見かけました。

『あれ?見かけない人が来たよ』

キジ白さん、こんにちは!

『ねぇねぇ』

はい、なんでしょう?

『撫でて!』

そりゃもう、喜んで!

自分が指を出すよりも先に顔を出してきたキジ白さんを撫でさせていただきます。

喉を撫で撫で♪

『こっちもね!』

今度は頭を撫で撫で♪

『ふぅ、気持ちいいねぇ』

撫でられて満足してくださったようです。

んじゃ、このくらいでもういいかな?

『ダメッ!もっと撫でて~っ!』

あれまぁ、しょうがないですねぇ。

また喉を撫で撫で。

気持ち良さそうなお顔をしてくださいました♪

『このくらいで許してあげる』

あ、もう満足したんですね?

『うん、撫でてくれてありがとう!』

いえいえ、こちらこそ。

『さて…』

舌なめずりするキジ白さん。

『次は誰に撫でてもらおうかな』

キジ白さん、場所を全く動かずに次に撫でてくれる人を待つのでございました。

おまけ。
この日歩いていた暗渠でサビさんとお会いしました。
1608ikg01-01

『知らない人が来た~っ!』
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サビさん、さっさと茂みの中に消えていったのでございます。
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ちょっとだけでしたが…
これぞニャン渠!
満足した自分でございました♪

 

 

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