とある繁華街。
『味があっても舐める気がしない顔だね』
奥に居た薄い黒さんが毛づくろいしながらこちらを見ています。
『いや、見れば見るほど味がある顔だよ。なんて言っておけば何か出てくるからさ』
『そうだそうだ!おやつでもたんさんかい!』
たんさんかい?
あぁ、出さんかい!ですね?
『なんでハズレのおっさんは指しか出さないのかねぇ?』
呆れてこの場を去る猫さん達。
いや、舌も出ますよ。べーっ
舌を出した時にはすでに猫さん達は消えていたのでございまいした。
残されて舌を出していた自分。
バカみたい…
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