2019年5月14日 | 街を歩けば そこに猫のブログ記事

葛飾区立石に住み着いていた銀色猫さん。
最初にお会いしたのは2011年1月でした。

その後、立石に通うたびに写真を撮らせてもらっていた銀色猫さん。

当時の名前はユキちゃん。
2006年に首輪を付けたまま公園に捨てられていた猫さん。
避妊手術も済んでいたそうです。

丸吉玩具店さんや地域の皆さんがお世話をしていましたが、
他の猫さん達との折り合いが悪く、いつも一人で寂しそうにしていました。

名前の由来であるお店の前でご飯をもらうユキちゃん。

ユキちゃん、以前の呼び名はマリちゃん。
お店の名前がマリの時に居着いたから。
マリのマスターに可愛がられていたそうです。
マリが閉店してユキにお店を譲る時には『外猫付きで』と言う条件もついたとか。
呼び名がマリちゃんからユキちゃんに変わってからも、このお店で御飯を貰っていたようです。

2011年の暮、この場所に行った時にユキちゃんの姿を見る事はできませんでした。
ユキちゃんは12月に交通事故にあってしまったのです。
丸吉玩具店さんが獣医さんに担ぎ込むと、骨折と両後ろ足脱臼と言う大怪我で入院。
ユキちゃんの退院後はどうしよう。他の猫さん達と一緒に暮らせないし…
丸吉玩具店さんがユキちゃんの事を考えていると、近くのマンション建築現場の男性と出会います。
ユキちゃんの事を気に入って、餌持参でかわいがっていたこの男性。
入院の事を知ると獣医さんに駆けつけて入院費用を全部支払い、ユキちゃん退院すると同時に自宅に引き取ってくださったそうです。

詳しいお話はフェリシモ猫部・佐竹茉莉子さんの『道ばた猫日記』・『寒空の下、こころが暖まった話』で読めます。

2012年春には傷も癒え、家猫として幸せに暮らしていたユキちゃん。
家猫として幸せに暮らしている写真を見せていただきました。

目がパッチリとして丸くなったユキちゃん。
名前はミーちゃんに変わって元気で幸せそうです。
そして…当時のユキちゃんを佐竹茉莉子さんが訪ねてブログにアップされています!
フェリシモ猫部・佐竹茉莉子さんの『道ばた猫日記』・その後のユキちゃん

ベッドでくつろぐユキちゃん改めミーちゃんの写真も送っていただきました。

銀色猫さんだと思ったけど、実はサビ猫さん。
後ろ足の肉球はピンクだったのですね。

そのユキちゃん、いやミーちゃんが先週末に虹の橋を渡ったとの連絡をいただきました。

2012年当時で推定12~16歳だったミーちゃん。
20歳過ぎの大往生だったようです。

家猫となって暮らした8年間はとても幸せだったでしょう。

ユキちゃんの飼い主になって下さった板橋さん。
そしてお世話をしてくださった丸吉玩具店さんはじめ猫好きのご近所の皆さん。
ユキちゃんを幸せにしてくださって、ありがとうございました。

ユキちゃん、虹の橋の向こうでテツくんやナツキチくん、キンちゃん、トシエ・トシミ・トシオ三兄妹、リカちゃん、コバナちゃん、マイトくん…
立石猫さんズと仲良く…安らかに過ごしてくださいね。

 

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