9月10日、台東区谷中のひるねこBOOKSさんにて『暗渠マニアック!』の著者である吉村生さん・髙山英男さんによるトークイベントが行われました。
猫好き暗渠好きの自分としては参加しなくてはいけないイベント!
どういうお話をされるのか楽しみに向かいました。
あ、今回は猫の写真は出てきませんのでご了承ください。
谷中にある、ひるねこBOOKSさん。
猫の本や絵本、暮らしの本や北欧雑貨を取り扱っている小さな本屋さんです。
実はビールも飲める本屋さん。
初訪問でしたが、とても居心地が良い空間。
その店中で10人が参加して、猫と暗渠イベント開始!
まずは髙山さんのトーク。
猫好きが集まると想定して、猫好きの人を暗渠好きにしたい!との目的でしたが…
集まったのは暗渠好きの方ばかりだったようでした。
まずは暗渠の説明。
暗渠の佇まいがまとめらています。
なぜ暗渠が静かなブームなのか?
マーケット考察。
そして暗渠とは…心に似ている。
人は皆、心の中に暗渠を抱えているのです。
うん、心に蓋している部分、確かにありますねぇ。
そして暗渠サインの紹介。
そこに「猫」も入れるべきではないか?
しかし、暗渠サインは不動産に限るということで却下。
ようやく暗渠と猫がつながってきました。
そして髙山さんが実際に暗渠を歩いて猫がどれだけいるのか検証。
地名が出ている部分は隠させていただきますね。
う~ん…思ったよりも猫に会えなかったようで。
終了後「あの暗渠にはもっと猫がいる」「歩く時間帯が悪い」など参加者からツッコミが多数入っていたのは秘密にしておきます。
なぜ暗渠に猫が居るのか?
実は暗渠の上よりも、近くの横道の方が猫が多いのではないか?
暗渠の流れがあり、その横によどみがある。
よどみの中に猫が居る。
この渦はアメショの写真で表現して欲しかったですねぇ。
猫は異形。猫の世界は異界。
猫が居る暗渠は生と死の境目。
これを…
ニャン渠と名付けられました!
と言う事で、今回は第1回ニャン渠サミットに。
参加者は「ニャン渠大使」に…
なんだか知らないけど、任命されてしまいました!
そう、人はみな心の中にニャン渠を抱えているのです。
心に蓋をして、その上に猫が居る。
なるほど、やる気が出ない時があるのは、心の蓋の上に猫が乗ってしまって動かないからですね!
と言うのは深読みしすぎですが。
ニャン渠と言う新しい提案があった所で髙山さんのトークは終了。
次回開催までに、ニャン渠サインセンサーの開発を(勝手に)期待しています!
5分間の休憩を挟んで、今度は吉村さんのトーク。
髙山さんとはまた違った切り口。
地名や漫画から猫と暗渠を語ります。
東京近郊で猫が付く地名と言えば、やはりこちら。
浦安市の猫実。
猫実川というバス停。
実際に猫実川の暗渠の上にあるという事実が!
これには場内どよめきます。
そして浦安と言えば浦安鉄筋家族!
アニメに出てくる猫実川と実際の猫実川の考察。
そして過去と現在の地図を照らしあわせて川跡の考察。
浦安の埋立て、川がなくなっていた様子を見せながら、過去にあった水に関する企業の説明。
面白いなぁ。
吉村さんと言えば、暗渠呑みも忘れてはいけません!
今回もしっかり暗渠飯・暗渠呑みネタが入っておりました。
そして猫実の由来。
猫と関係ないじゃん!
とオチが付いた所で、今度は猫又橋のお話。
千川用水にかかっていた猫又橋。
その伝説。
猫又が手ぬぐいをかぶって踊っていたから、と言う伝説。
横浜市・踊場にも同様な伝説があるのですが、なんで伝説ではみんな手ぬぐいかぶるんでしょうねぇ?
でも…猫又橋の本当の由来は…
これまた猫と関係なし!
結局木の根っこが由来だったのでございました。
続いて漫画に出てくる猫と暗渠。
この暗渠はどこでしょうねぇ?
見覚えあるような無いような…
もう一作、やにゃかさんぽ。
猫さんが藍染川のお話をしています。
さらに区境の話も!
これは読んでみたいですねぇ。
そして谷根千の猫ショップと暗渠の考察。
暗渠には猫が居て、猫ショップも多い。
なかなか面白い考察でした。
最後に暗渠猫さんの紹介。
暗渠好きは暗渠を歩くと猫に会い、猫好きは猫を探して暗渠に迷い込む。
髙山さん、吉村さん、全く違った方向から猫と暗渠の関係に切り込んでおり、楽しませて頂きました!
面白かったです。ありがとうございました!
もし次回開催されるなら…いや、言葉を濁しておきます。
そして会場のひるねこBOOKSさん。
猫の本も多数あり、非常に居心地の良い本屋さんです。
今度は営業中にゆっくりおじゃましたいと思います。
ビールも呑めるしね!
明日は普通の猫写真ブログに戻ります。
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