駐車場猫 | 街を歩けば そこに猫 - Part 5のブログ記事

とある駐車場。

2匹の猫さんが日向ぼっこしていました。

黒さんとキジ白さんです。

『おや?見かけない人が来たね』

『ご飯の人を待っているんだけど…』

『待ち人が来るまで、綺麗にしておこうかね』

2匹仲良く毛づくろいし始めました。

『おや?あんたまだ居たのかい?』

『うわっ!知らない人間が居た!』

毛づくろいに集中していた黒さん。
自分に気づくと駐車場の真ん中まで移動してしまいました。

駐車場の真ん中で、また毛づくろいです。

『う~ん…もうすぐのはずだけど…まだご飯の人は来ないねぇ』

『それまで、このおっさんの顔でも見て暇潰そうか』

『なに?このおっさんの顔見て暇潰すの?』

黒さん戻ってきて、さっきの位置に待機です。

『あぁ、確かに眺めていると暇が潰せそうな顔しているよね』

『正面からじっと見ているには耐え難いけど…』

『チラチラ見る分には、いい暇つぶしになる顔だよな』

なんかひどい言われような気がしますが…
暇つぶしにいい顔って、どんな顔なんですかねぇ?

『そんな顔だよ!』

あぁ、こんな顔!
って納得できませんよ!

『納得できなくてもしょうがないじゃん、ねぇ』『ねぇ』

『さ、いい暇つぶしになったよ。ご飯の人が来るからどっか行ってくんな』

散々な言われ方した後は、とっとと追い払われてしった自分なのでございました。

やっぱり納得行かないヴァー!

 

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とある街を散歩中。

駐車場の車の下に入っていく猫さんの姿を見かけました。

三毛さんのようですね。

ちょっと覗きこんでみましょう。

ここからではお顔が見えません。
角度を変えて覗きこんでみます。

『うわっ!車の下を覗きこんでくるなんて!』

『よ~し、それなら…』

『ダッシュ!』

タッタカターッと走っていく三毛さん。

階段を駆け上がります。

『ここまでくれば大丈夫だね。足あとマークも付けたし』

『さて、隠れるとするか』

ああっ!隠れないでくださいよ!美人さん!
モデルになってくださいな!

『え?』

『美人って誰よ?』

またまたぁ、三毛さんに決まってるじゃないですか!

『ふぅん、美人ねぇ』

『なら1枚だけね』

ありがとうございます!

『でもオベッカなのはわかってるからね。ベーッ』

1枚だけモデル写真を撮らせてくださった、耳カット三毛さん。
ベーッと舌を出して、奥へ隠れていったのでございました。

 

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とある街を猫散歩中。
駐車場に猫さんの姿を発見しました。

2匹のキジさんがひなたぼっこをしています。

『違うよ。駐車場の管理猫の仕事中だよ』

あ、お仕事中でしたか。
でも、寝っ転がってお仕事とは、いいご身分ですね。

『寝っ転がっているとやる気なさそうに見えるよね。こうやってピシっと座っていなくちゃ!』

奥のキジ白さんは、きっちり座って管理猫のお仕事をなさっています。

『座っていても寝ていても、ちゃんと目を見光らせていればいいんだよ』

『で…あんた何かい?お仕事の報酬を持って来たのかい?』

いや、自分はただの通りすがりですから報酬は…

『え?なに?報酬がもらえる時間?』

車の間から黒白さんが顔を出しました。

『この人が報酬持って来たの?』

『なんか人相悪いなぁ。違うんじゃない?』

『ちょっと隠れていようっと』

車の下に隠れてしまった黒白さん。

『あ~あ、報酬を持って来たのかと思ったらハズレだったねぇ』

『ま、もうすぐご飯の時間だから、そっちを楽しみに仕事するとしよう』

車の前で管理猫のお仕事を続けるキジ白さん達。

黒白さんも出てきて、きっちり座ってお仕事開始です。

凛々しいですねぇ。
ちょっと一枚撮らせてくださいな。

『ふん!ハズレの人になんか目線あげないもん』

そっぽ向いてしまった白黒さん。

キジ白さんたちは、相変わらずひなたぼっこ…じゃなくて、管理猫のお仕事を続けるのでございました。

しばらくしてから、まだお仕事をしているか見に行ってみました。
キジ白さん、駐車場ではなくポストの横に居らっしゃいます。

『今度は郵便受けの仕事なのさ』

いろんなお仕事を掛け持ちする、キジ白さんなのでございました。

 

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とある街を散歩しています。

私鉄とJRの連絡線♪

その連絡線をくぐる水路♪

しばらく歩くと、醤油蔵♪

街歩き趣味を満喫してしまいました♪

ちなみにこの醤油蔵。
現在は醤油の製造はやめてしまったそうです。

製造していたら醤油を購入しようと思ったのに…残念!

その醤油蔵の駐車場。
奥から猫さんが現れました。

『今日も変わったことはないな』

『あ…変わったおっさん発見!』

キジさんと目が合ったしまいました。

『あっちに行きたいけど…変わったおっさんがいるしなぁ…』

『こっちに行こうっと』

駐車場を横切るキジさん。

スタスタ歩いて…

建物の横で、自分をチェック。
『見れば見るほど変わったおっさんだ』

『君子危うきに近寄らず、ってね』

キジさん、自分に近寄ることなく、歩いて行ってしまったのでございました。
そんなに危うくないのになぁ。
いや、危うくないって思っているのは自分だけかもしれません。
危うい香りのおじさん。
うん、いいねぇ。
なんて妙な満足に浸っている間に…
キジさんの姿は消えていたのでございます。

 

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とある街をお散歩中。
駐車場で三毛さんの姿を見かけました。

網の横でくつろいでらっしゃいます。

『あ~…暇だねぇ』

『なんか面白いことはないかねぇ』

『なんて待っていても無いか』

歩き出した三毛さん。

車止めに寄りかかって、毛繕い開始です。

ペロペロペロ…

美脚を見せながら、毛づくろいする三毛さん。

『無理な体勢したら、肩凝っちゃったよ』

肩のツボを後ろ足でグリグリ。

『うっは~、たまらんねぇ♪』

グリグリして、とても気持ち良さそうですねぇ。

『ん?あんたの肩もグリグリして欲しいのかい?』

いやいや、猫の手ならともかく、足を借りるわけにはいけませんよ。

『グリグリしてあげてもいいんだよ』

『ただし、それなりの報酬をいただくけどね』

報酬ですか。
三毛さんへの報酬になりそうな物は持っていないからなぁ。
そうだ!指…

『指なんか出すんじゃないよ!なんだ、あんたハズレのおっさんか!?』

指を出そうとしたら、先読みされてしまいました。

『ハズレのおっさんが23区外にも出没だ~っ!』

ハズレのおっさんは怖くないんだから、そんな逃げないでくださいよ~っ!

『だって近くにいても腹の足しにもならないんだもん』

腹の足しにもならないハズレと見破った三毛さん。
駐車場の奥で、ハズレのおっさんを観察するのでございました。

 

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何度か来ている、とある漁協前の駐車場。

この日も猫さん達がいらっしゃいました。

『見かけない人が来たよ』

どう見ても血縁関係がありそうな二匹。

『おやつでもくれるかもしれないぞ』

そして、横の塀の上には白黒さんがいらっしゃいます。

『この顔…おやつくれそうな顔していないよ』

『うん、シケたツラしてるもんね』

『うわっ!シケたツラが近づいてきた!』

手前のキジ白さん、車の下に逃げ込みます。

『そんなに慌てなくても、ツラがシケているだけで無害そうなのに』

そうですよね。無害なんですから。
では近寄らせていただきますね。

『って、そんなにシケたツラ近づけるんじゃないよ!』

こちらのキジ白さんにも距離を取られてしまいました。
そんなにシケたシケた言わないでくださいよ。

『どれどれ?どんなツラか見せてくれよ』

白黒さんが塀の上から降りてきました。

『ほう!確かにシケたツラだ!』

『もっと近くでそのツラ拝んでやろうっと』

近づいてくる白黒さんですが…

『あんまり近づくとシケたツラが伝染りそうだしや~めた』

立ち止まってしまいました。

『しかしまぁ…見れば見るほどシケたツラだねぇ』

もう!そんなにシケたツラって言わないでくださいよ!

『親分、そいつシケたツラって言われて喜んでいるから、もう相手しないほうがいいよ』

黒さん!喜んでいるって…
まぁ、そのとおりなんですがね。

『そうだな、こんな顔見続けると縁起が悪いしな』

顔を逸らした白黒さん。
んじゃ、縁起がいい顔ってどんな顔なんですかねぇ?

『こんな顔だよ!』

あらまぁ、可愛い縁起がいいお顔♪

『さ、縁起が悪いシケたツラは帰った帰った!お帰りはあちらだよ!』

白黒さんにアゴで追い払われてしまった、シケたツラなのでございました。

 

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とある駐車場。

茶白さんがくつろいでいるのにお会いしました。

『おや?知らない人が来たね』

左耳カットされているから男の子なのかな?

『男の子とか女の子とかどうでもいいんだよ』

『こっちが興味あるのは、何かくれるかどうかだけ』

『どれどれ…顔をよく見て判断するか』

『じーっ…』

『ダメだありゃ。お天道さまの下をまともに歩けない顔をしている』

『あんな奴に構っていたら、こっちまで日陰者になっちゃうよ』

車の下に入り込んだ茶白さん。
それだと、あなたも十分日陰者ですよ~っ!

と、ツッコんだらさらに奥に行ってしまった日陰者の茶白さんなのでございました。

 

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とある駐車場、猫さんの姿を見かけました。

魚の切り身を貰って食べているようです。

『魚の切り身、怖いなぁ。怖いよう』

キジ白さん、魚の切り身がそんなに怖いのですか?

『あぁ、怖い。怖いから食べて退治してやる!』

『あぁ美味しい…じゃなくて、怖かった』

『ほっぺたが落ちるくらい怖かったよ』

ほう、そんなに怖いなら、自分も切り身を買ってきて怖がらせてあげましょう!

『いや、切り身はもう怖くない。今度は熱いお茶が怖い』

『な~んてね』

『猫舌なんだから熱いお茶飲めないよなぁ』

そうですよねぇ。
猫だから…行灯の油の方がねぇ。

『そう、行灯の油をぺろ~りと…』

『って、何言わすねん!』
ペシッ!

『それは尻尾が分かれた猫さんが舐めるもの!』

『ホントに…こんなネタ振られるなんて…』

『わたしゃ悲しゅうて…』

『悲しゅうて…』

『もう、あんたとはやっとられませんわ!』

勝手に退場していったキジ白さん。

尻尾は2つに分かれていないけど、2つの鈴カステラが…
と、オチをつけようとしたのですが…
どうやら鈴カステラは無かったようなのでございました。

 

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とある街の駐車場。

茶トラさんが居らっしゃいました。

毛繕いしていますね。
前に回ってお顔を拝見してみましょう。

『ん?』

目を合わせてくれない茶トラさん。

『せっかく一人でくつろいでいたのに、邪魔が入りやがった』

まだ目を合わせてくれない茶トラさん。

『くつろぎの邪魔をするやつなんかベーっだ!』

まだ目を合わせてくれませんねぇ。

『うるさいんだよ!』

あ、目を合わせてくれた♪
こう言うのは、睨まれたとも言うようですが…

せっかく目を合わせてくれたんです。
指でもいかがですか?

撫でさせてくれるかな?と指を出してみたのですが…

『指なんかより、一人でくつろげる時間の方が大事だね!』

指を無視した茶トラさん。
よほど一人でくつろぎたいのですね。
しょうがない、一人にさせてあげますよーっ!
と、この場を立ち去った自分でございました。

昨日今日とお届けした猫さんの写真。
とある街を散歩してお会いした猫さんたちでございます。
次回は、一つの記事にならなかった猫さん達をズラズラーっと並べてご紹介していきます。

 

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とある路地。

白黒さんが地面の匂いを嗅いでいます。

白黒さん、何の匂いを嗅いでいるのですか?

『うわっ!ビックリした!』

駐車場に逃げ込んだ白黒さん。
かなり驚かれたようです。

『そうだよ。ビックリしたからあっち行っちゃおうかな』

まぁそう言わずに。
ちょっとだけモデルになってくださいよ。

『んじゃ、ちょっとだけね』

ありがとうございます。

で…白黒さん。
さっきは何の匂いを嗅いでいたのですか?

『あぁ、あれはねぇ…』

『おっといけない!ひ・み・つ』

そう言わずに教えて下さいよ。

『秘密をバラすと捕まっちゃうからね。言えないんだよ』

だんまりしてしまった白黒さん。
この後、駐車場の奥へ行ってしまいました。

駐車場の入口に戻ると…
今度は茶トラさんが歩いて来ました。

『おっといけない。急用を思い出した』

茶トラさ~ん!
急用ってなんですかぁ?

『それは秘密』

茶トラさんも秘密を持っているようです。

何が秘密なんでしょうかねぇ?

『何が秘密なのかも、ひ・み・つ』

秘密のまま歩いて行った茶トラさん。
わかったのは…
大きな鈴カステラを持っていると言う事だけなのでございます。

あっ!もしかして、鈴カステラの事も秘密だったのかも!

 

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