路地猫 | 街を歩けば そこに猫 - Part 16のブログ記事

とある街を散歩中。
白黒さんの姿を見かけました。

『あっ来た来た!待ってたよ♪』

尻尾を立てて自分の方にやって来る白黒さん。

『あれ…?』

だんだん尻尾が下がっていきます。

『なんか違うみたいだな。近寄っても何も出てこないし…』

『そいつはハズレだよ!待っていても何も出ないぞ!』

ちょっと離れた場所でくつろいでいた、別の白黒さんから声をかけてきました。

まぁ、ハズレは合っていますけどね。
何も出ないというのは間違っていますよ。

ほら、指が出ます!

『指なんて要らない!』

さっと踵を返す白黒さん。

『なになに?ご飯の人?』『いや、このおっさんハズレだってさ』

後ろからキジさんが顔を出しました。

『なんだよ、ハズレかよ。ケッ!』

『でも座って待っていたら、もしかしたら何か出てくるかも』

出ますよ。指が、と指を出そうと思ったら…

もう一匹猫さんが出てきました♪

『ご飯の人なの?』『違うよ、ハズレだってさ』

『でもさ、こうやって並んで座っていたら何か出るかもね』
『出るかもね』
『出るかもね』

すみません、何も出ません。

『やっぱり何も出ないか』『出さないならどっか行け!ベーッ!』

『期待して損しちゃったよ』

睨みつけてくるキジ白さん。

『何も出さないならどっか行ってくんない?ハズレのおっさん!』

『あいつらもまだまだ若いな。ハズレはひと目で見破らないとね』

『さ、ハズレのおっさんは帰った帰った』

哀れ、猫さん達に追い払われてしまったハズレのおっさんなのでございました。

 

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とある街。
猫散歩を終了して、呑みに行く前に銭湯でひとっ風呂浴びるか。
そう思って銭湯に向かって歩いていると…

隙間に猫さんを発見しました。
『まだご飯が入っていないなぁ』

個性的なブチの黒白猫さんですね。
何をしているんでしょう?

『いやね、ご飯待ちの間漬物石の仕事をしろって言われてね』

『こうやって乗って、美味しく漬かるように頑張っているのさ』

そうなんですか。
猫さんが乗ると一段と美味しくなりそうですね。

『そう言われると照れるけど…』

『私が乗ると、この体のように塩がジワジワと染み込んで行って美味しくなるらしいよ』

『たまにカラスが漬物を狙いに来るから、追い払う仕事もあるしね』

『それにしてもお腹減ったなぁ。漬物つまんじゃおうかな』

いやいや、つまみ食いはいけませんよ!

『うん、塩分高すぎて猫には毒だしねぇ』

じっと漬物石のお仕事をする黒白猫さん。
もうすぐご飯貰えますよ。
もうちょっとがんばってくださいね。

猫さんとお会いした近くの銭湯に入り、湯上がりにもう一度猫さんが居た場所を覗いてみると…

まだ漬物石のお仕事を続けていました。

奥にあった発泡スチロールのトレイが無くなっているので、ご飯は終わったみたいですね。
でも、まだ漬物石のお仕事をしているのですか?

『ここが定位置なんでね。眠くなるまで仕事するよ』

お仕事熱心ですねぇ。

『ご飯を貰う以上、お返しはしないとね』

義理堅い黒白さん。
お世話されている方といい関係を築いているようですね。
漬物が美味しくなるよう祈っています。
って、漬物のバケツじゃないけどな!

 

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とある街を散歩中。
中華料理屋さんの前でキジ白さんとお会いしました。

『おや?お客さんかな?』

『いらっしゃい!ランチセットがオススメだよ!』

姿勢を正して客引きするキジ白さん。
ご飯を貰うお礼に、ランチ客の案内をしているようです。

働き猫ですねぇ。

でも…
ランチは別の所で食べてきたので、お腹いっぱいなんですよ。

『なんですと!?お客じゃない?』

『かしこまって損しちゃった』

急にダラけたキジ白さん。

『やる気無くなったし、ランチタイムももう終わりだから休憩休憩』

『お客じゃないなら、あんたも帰った帰った!』

自分を追い払った後、隙間に消えていくキジ白さんなのでございました。

さて、明日からは…
昨年末、お世話になったあのお店にご挨拶をしに行った様子をお届けしていきましょう。
正月もまだなのに、すでにカビてしまった鏡餅の登場です!

 

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今日と明日は簡単に数枚写真でご勘弁。
週頭は忙しすぎるんでね。
と独り言。

とある街の、とあるカフェ。
店頭に黒さんの姿が見えました。

右下のこちらで寝転んでいます。

こちらの看板猫さんでしょうか?

『ん?なんか見てる人が居るね』

『怪しい人は見逃さないよ!』

どうやら警備猫のお仕事をなさっているようですね。
お疲れ様です!

『え?い…いや…』

『実は軒先を借りて休んでいただけなんだよね』

セコムならぬネコムだった黒さんなのでございました。

ネコム…寝こむ…
あぁ!なるほど!

 

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前回からの続きです。

神社の駐車場に居たキジ白さん。
今度は座ってひなたぼっこです。

『なんだ、まだ居たのかい?』

はい、キジ白さんと一緒にひなたぼっこですよ。

『見られていると、気持よくひなたぼっこできないんだけどねぇ』

『今から毛づくろいするから、もうどこかに行ってくれよな』

毛づくろいを始めたキジ白さん。

ペロペロペロ…

『ん?まだ見てるな』

『日向ぼっこの邪魔だって言っているのに…』

『早くどこかに行ってくれないか?向こうの猫達も出てきているだろうしね』

鋭い眼光で追い払われてしまいました。

んじゃ、向こう側の猫さん達の様子を見に行ってみましょうか。

神社の裏側に行ってみると…
ひなたぼっこしている猫さんが増殖していました♪

左側に最初にお会いした三毛さん。
他に濃い三毛さんと茶白さんも一緒にひなたぼっこ。

『お日様が気持ちいいねぇ』

『うとうとしていると最高だねぇ』

とても気持ちよさそうな猫さん達。

『ねぇ、そこに居られると時々影になっちゃうんだけど』

『そうそう、影を作ってひなたぼっこの邪魔しないでよね』

でもね、気持ち良さそうなお顔の猫さんの写真を撮りたいんですよ。

『あんたの都合よりも猫の都合の方が大事だろ!』

そ…そうですね。
貴重なひなたぼっこの時間ですもんね。
おじゃましてすみませんでした!

ぬくぬくと気持ち良さそうに、ひなたぼっこする猫さん達。

このお顔をまた見せてくださいね!
猫さん達にお願いして、この神社を後にするとしましょう。

続いて向かうのは、いつものあのおもちゃ屋さん。
神社ではありませんが、自分にとっては虹の橋をわたって猫神様となったあの猫さん達が居たお店。
新年のご挨拶に伺うとしましょう。

 

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前回の神社から地下鉄を乗り継いで移動。
(地下鉄で移動しているのは、乗り放題切符を使用しているからだったりします)

やってきたのは、これまた毎年初詣に訪れているこの神社です。

まず参拝。
こちらで引いたおみくじが…なんと番号が1番の大吉!
何でも叶うと言った内容で、大吉中の大吉でございました♪

こんな大吉を引いたんだから、この神社でも猫さんにお会いできますよね!
神社の裏側に行ってみると…

いつもの場所に三毛さんのお姿を発見!

散歩から帰ってきたようです。

お日様が当たる場所に座る三毛さん。

後ろ足をピンと立てて毛繕いを始めます。
『ペロペロペロ…』

『ぷは~っ』

三毛さん三毛さん。
あけましておめでとうございます!

『あぁ、おめでとう』

新年でめでたいですし、大吉引いてさらにめでたい♪
三毛さんを撫でさせて頂いて、もっとめでたくさせてくださいな!

『やだよ』

ガクッ。
あの大吉は何だったんだ…

『お腹空いたからご飯が先だね』

ご飯を食べ始めた三毛さん。

『お日様を浴びながら食べる食事はまた最高だねぇ』

三毛さんのお食事の邪魔をしてはいけませんからねぇ。
別の猫さんがいらっしゃらないか、ちょっと一周りしてくるとしましょうか。

神社の周りを散歩してみると…
駐車場にキジさんがひなたぼっこしているのを発見!

さすが大吉!
やはり猫さんにすぐお会いできます♪

『なんか浮かれているおっさんが…相手しないようにしよう』

耳だけこちらに反応しているキジさん。
そう言わずにこっち向いてくださいな。

『相手してやんないって言ってるだろ!』

チラッとこちらを向いてくださいましたよ。

ここまで来たら、もうちょっと!
お顔を見せてくださいよ~

『もう!うるさいって言ってるだろ!』

おや?キジさんかと思ったら、お鼻とお口の部分が白いキジ白さんだったのですね。
可愛いですねぇ。

『なに?この調子のいいおっさん。お酒呑み過ぎてるんじゃない?』

いや、まだ今日は一滴も呑んでませんよ。
猫さんにお会いできたのと大吉でテンション上がっているだけ。

『呑んでないのにこの調子かい。危ないからやっぱり無視しようっと』

向こうを向いてしまったキジ白さん。

『おっと、それ以上近づくなよ!』

向こうを向いても、耳だけは調子のいいおっさんを警戒していたのでございました。

この場所の猫さん達、続きます。

 

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今日の朝。
初日の出を見逃した後は、自転車を飛ばして馴染み猫さんにご挨拶。

とある建物の前には…
キジ白のムックさんと、三毛のチョロさんがいらっしゃいました。

以前は同じ三毛の高齢のお母さんが住み着いていたのですが、お母さんはお世話されていた方に引き取られ余生を過ごしているのです。
チョロさんは、この建物のご近所に住み着いていたのですが、ご飯をこちらに貰いに来るようになって、そのまま居ついてしまったのです。

『あら、ろっちさん。あけましておめでとうございます』

チョロさんが新年のご挨拶に来てくださいましたよ♪

『ほら、ムックもご挨拶しなくちゃ』『面倒だなぁ』

『去年もお世話になったんだから、面倒なんて言わないで、ちゃんとご挨拶なさい!』

チョロさんに怒られるムックさん。

『しょうがないなぁ。ろっちさん、謹賀新年!』

はい、ムックさん。
今年もよろしくお願いしますね。
と、指を出してみます。

『何?これ?お年玉くれるの?』

いや、新年の撫で始めをさせて頂こうと思いましてね。

『挨拶してあげたのに…さらに撫でたいとはねぇ』

ブツブツ言いながらも撫でさせてくださったムックさん。

2015年の初撫ででございます♪

『ムックばかりじゃなくて、私も撫でなさいよ!』

チョロさんが怒ってやって来ました。

喜んで撫でさせて頂きます!
と、指を出すと…

『ムックの匂いがするわね』

ちょっとご不満のご様子。

でも、ちゃんと撫でさせてくださいました♪

『気持ちいいわね♪私を最初に撫でなかったのはちょっと…だけど』

チョロさん、初撫でに選ばれなかった事がご不満の様子です。

『あ~…ろっちさんにもチョロにも、やっと開放された』

伸びをするムックさん。

『気の強い婆さんが居なくなったと思ったら、気の強い年増が来るんだもんなぁ』

他のオスには強いムックさんも、メスに対しては立場が弱いようですね。
三毛さんとの相性が悪いんでしょうか。

『ま、そんな事はどうでもいいや。これから寝正月寝正月』

ペロリと舌を出した後、寝床に戻って行ったムックさんなのでございました。

さて、別の場所の猫さんにもご挨拶しておくとしますか。
その様子は、明日お届けしますね。

 

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とある街を散歩中。
猫さんが塀の上にいらっしゃいました。

通行人を眺めて、人間ウォッチングをしているのでしょうか?

『おや?あんたの顔…』

え?自分の顔がどうしました?

『面白いねぇ!』

あ、そんなに面白いですか?
お褒めくださって光栄です。

『いや、褒めてないから。しかしまぁ、見れば見るほど面白い!』

そんなに面白い面白い言われると、照れちゃいますね。

『この面白い顔の人、なんか勘違いしているようだね』

『しかしまぁ、こんな面白い顔は初めて見たよ』

『面白い顔の人、気をつけて散歩するんだよ!』

自分の顔をじっと見つめながら見送ってくださった猫さん。
お気遣い、ありがとうございます!

でも…
なんか面白くない気分になってしまった自分でございました。

ふぅ、今日もなんとか更新出来ましたよ。
明日はちゃんと更新しましょう。
月の初めのお楽しみ、あの広場の猫さん達の登場です。
多分、ね。

 

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今日の未明…と言うか明け方まで仕事していたので、今日の更新は1枚写真でご勘弁。

ご飯待ちの黒さん。
『まだ来ないなぁ』

胸とお腹がちょっと白い黒さん。
ご飯の人を待っている様子でした。

明日はちゃんと更新できるかな?
出来るといいなぁ。

 

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整理してある写真ストックが切れたので、今日は一枚写真でご勘弁。

とあるお宅の玄関前で鳴いていた猫さん。
『不審な人は近寄らせないぞ!』
1408kym01-01
実はご飯待ちか、お家に入りたくて鳴いていただけのようです。

最近忙しすぎて、休日は惰眠を貪って、気がつけば夕方近くってことが多いのです。
明日も散歩の予定を立てているけど…起きられるかなぁ。
その前に週末分のブログ用写真整理もしなくては!
が…がんばろう。うん。

 

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