新橋の家庭料理てまりさんで、のんびりと晩酌をしております。
『のんびりと、って…動きまわって猫ばかり見ているじゃない。困った人だねぇ』
困り顔のチマちゃんに突っ込まれてしまいました。
まぁ、そう言わずに。
指の匂いでも嗅ぎませんか?
『こんな酒臭い指の匂いなんて嗅がないよ。ホント困った人だ』
チマちゃんをますます困らさせてしまったようなので…
小上がりの方に行ってみましょう。
そして、ご飯を食べ終わった茶白さんが、ちょうど出て行く所。
珍しく混んでいない店内。
猫さん達も、マッタリとしているようです。
んじゃ、席に戻って…
今度は、アジの南蛮漬けをいただきましょうか。
美味しい♪
いやぁ、てまりさんの料理はハズレが無いですねぇ。
『ろっちさんと違ってハズレじゃないんだよ!』
横に来て突っ込んできたのは…
エビちゃんじゃないですか。
自分の膝の上を横切って、奥の常連さんの横に行き撫でられるエビちゃん。
エビちゃんは人懐っこい子で、突然いろんな人に擦り寄ったりするんですよね。
『うん、撫でられるのは気持ちいもん♪』
牙を見せてご満悦の表情を見せるエビちゃんでございます。
エビちゃんがまた常連さんに撫でられ始めたので、入口の方に目をやると…
チマちゃんが熟睡しています。
気持ち良さそうに寝ていますねぇ。
寝ていても、ちょっと困った感じのお顔ですが。
『ほら、こっちでコツブが寝てるよ』
エビちゃんが呼ぶので見に行ってみると…
確かに箱の中で黒白さんがお休みしていますね。
でも、この角度じゃコツブちゃんかダンさんかわかんないなぁ。
『う~ん…うるさいなぁ』
薄目を開けて自分を見る黒白さん。
確かにコツブちゃんのようですね。
あ…確かに。
こちらの箱に入っているのはダンさんのようです。
あれ?気がつけばいい時間です。
美味しい料理とお酒をいただいて、マスターや女将さん、猫さん達とお話して楽しんでいたら、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
てまりさんに来るとついつい長居してしまいますねぇ。
そろそろ帰るとしましょう。
『帰るの?困ったことに雨が降りだしたから気をつけてね』
あ、大丈夫です。
折りたたみ傘持って来ているから困りませんよ!
てまりさん、今回もごちそうさまでした!
猫さん達もありがとう!
次回はまた小上がりでゆっくり飲ませていただきますね!
いつも通り、ほんわかした気分でてまりさんを出て…
雨の中、足早に新橋駅へと向かうのでございました。
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