暗渠化された川跡を散歩中。
香箱を組んでお休み中です。
起こさないように近づいてみましょう。
『起きてるよ!』
すでに気配を感じ取って目を開けていたキジ白さん。
モデルをお願いしたかったのですが…
ちょっと無理のようですねぇ。
『さ、今日もパトロール頑張るぞ!』
そこに現れたのは、別のキジ白さん。
『ありゃ?見かけない人が居るね。カメラマンかな?』
こっちに歩いてきたキジ白さん。
この猫さんにモデルをお願いしてみましょう。
『こんな感じかい?』
うん、いいですが…
ちょっと表情が硬いですねぇ。
『んじゃ、これでどう?』
ポーズはいいのですが…
目をパッチリと開いてもらった方がいいですねぇ。
『注文が多いねぇ。やる気無くなっちゃった。あっちのキジ白を撮りなよ』
キジ白さん、へそを曲げてしまいました。
あれこれ注文を付け過ぎたようです。
では一応、最初のキジ白さんに聞いて…
『モデルなんかやんないよ!』
ですよねぇ~。
『こっちも、もうモデルなんかやんないからね!』
くつろぎ始めたキジ白さん。
頼み方が失敗でしたね。
しょんぼりして歩き出そうとすると…
今度は白黒さんがくつろいでいるのが目に入りました。
ダメ元で白黒さんにもモデルを頼んでみましょうか。
『変な顔だけど優しそうな人だしな…』
変な顔を余計だけど、優しい人なのは確かですよ~
って、自分で言うな。
うん、いいですねぇ。
可愛いですねぇ。
もっとモデルになって欲しいけど…
注文をつけたら、先の猫さんみたいにへそを曲げられちゃいますからね。
このくらいにしておきましょう。
白黒さん、ありがとうございました!
『せっかくいい暇つぶしを見つけたと思ったのにすぐに行っちゃったよ』
白黒さん、座ったまま新たに暇つぶしの相手を物色するのでございました。
ポチッと押していただけると嬉しいです
にほんブログ村
Comment feed