桜満開の、とある公園にやってまいりました。
茶白さんがいらっしゃいます。

茶白さん、モデルになってくださいな。
『モデルなら、こっちよりもあっちのキジの方がいいよ』

え?あっちのキジさん?
茶白さんが示した方を見てみると…
キジさんが座ってらっしゃいます。

『桜が満開で人も多いねぇ』

お花見と洒落こんでいるキジさん。
ちょっとモデルになってくださいな。
『モデルになるかどうかは…撫でさせてから決めようかねぇ』

キジさん、近寄ってきてくださいました。
『さぁ、モフってちょうだいな』

はい!喜んで!
モフモフモフ…
そのまま、前足掴み後ろ足キックをするキジさん。

爪も出さないし…キジさん、モフられ慣れていますねぇ。
キジさん、ゴロンゴロンしすぎたせいで、背中が桜の花びらや木くずだらけになっちゃってますよ!

『そんな事は気にしないの!もっと撫でられる方が重要だよ!』

またまた近づいてきたキジさん。
自分に擦り寄ってきます。

耳先カットのさくら印が影にハッキリと映っていますね。
『そんな事はどうでもいいから、もっとモフりなさい!』

は…はい!
モフモフモフモフ…
キジさん、気持ちいいのはいいですが…
そんなにキックされると、自分の手が離れちゃいますよ。

『あ、そうだね。んじゃ横になるから、じっくりと撫でてくださいな』

とても人懐っこいキジさん。
桜の花びらだらけになった体を、撫でさせていただく自分なのでございました。
18時の更新に続きます。
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