何度目かわからなくなっている緊急事態宣言明け。
休日出勤の振替休日を取った平日に立石にやってまいりました。
まずは丸吉玩具店さんに伺います。
『こんにちは』

レジ台の上からサンペイくんがご挨拶してくださいました。
サンちゃん、こんにちは。
『撫でてもいいですよ』

え?いいんですか?
急に噛み付いたりしないですよね?
気持ち良さそうな顔を見せてくださいました。

サンペイくん、実は肺腺癌と診断され肺から水を抜いています。
抗癌剤治療も長く続かないと言われ、現在は食欲も無くなってきているそうです。
なんとか長生きしてほしいけど、かと言って苦しまないようにしてほしいし…
複雑です。
『あ、俺様の撫で係がアホを撫でてる』

自分の声を聞きつけて出てきた純平くん。
あ、撫でられる気満々で、すでにヒゲがビンビンに前に出ていますねぇ。

『甘えん坊のおバカはいつも同じ事しか言わないよね』

冷ややかな目で純平くんを見つめるサンペイくん。
『さ、早く俺様を膝に乗せなさい!』

自分の膝をじっと見つめる純平くん。
『そうそう、これこれ!』

すぐに膝に乗ってきて、ご満悦の表情。
『気持ちいいから変顔になるのはしょうがないよ』

あ、開き直った。
『ん?なんか撫で方に本気度が感じられないぞ?』

あれ?そうですか?
そうかもしれませんねぇ。
だって立石に来た目的はもう一つありますからねぇ。
と言う所で次回の中編に続くとしましょう。
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