立石の丸吉玩具店さんにおじゃましています。
箱に入って眠るキンちゃん。
奥の箱の上ではカケちゃんがくつろいでいます。
『ねぇ、ちょっと手を出してよ』
え？カケちゃんに手を差し出すのですか？
ちょっと怖いなぁ。
恐る恐る手を出すと…
『カプッ！』
カケちゃん！噛まないでくださいよ！
『プハッ。今日もお酒飲んでる味がするね』
味がするって…吸血猫ですか！
『久々にカケちゃんに噛まれて、ろっちさんも嬉しいだろ？』
まぁ甘咬みだからいいんですけど…
それよりも爪が痛いですよ！カケちゃん！
手を引っ込めると…
『なんで急に手を引っ込めるのさ』
不満そうなお顔のカケちゃん。
怖い方の顔で睨んできます。
『ほら、カケちゃんを撫でたいでしょ？』
撫でたいけど…
怖い方の顔で甘えられても、やっぱり怖いです。
『怖い方とかうるさいねぇ』
あ、可愛い方のお顔も見せてくださいましたね♪
『ほら、手を出してカケちゃんを撫でなさいよ』
う～ん…その仕草は可愛すぎますねぇ。
思わず撫でてしまいました！
『カケちゃんパーンチ！』
イタタタタ！
凶暴猫の罠に引っかかってしまいました。
ちょっとキンちゃんに癒してもらいましょう。
キンちゃん、カケちゃんはひどいんですよ！
『う～ん…むにゃむにゃ…』
キンちゃん、相変わらず熟睡中。
でも、この寝顔は癒やされますねぇ。
『癒やされたいなら俺様が一番だぞ！』
奥で同行者のryanさんに撫でられているツチノコが何か言っています。
『俺様を撫でると、とても癒やされるんだぞ』
あぁ、そうですね(棒読み)
『さぁ、俺様を撫でなさい！』
アピールしてくる純平くん。
しょうがないですね、純平くんを撫でるとしますか。
と思ったら…
『あれ？カケが出て行った』
カケちゃんがパトロールに出かけるようです。
ちょっと様子を見に行ってみましょうか。
『おい、俺様は～っ!?』
純平くんの叫び声を無視して、次回に続きます。
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