久しぶりに、江古田の赤茄子さんにおじゃましております。
『ふぅ、やっと接客業務が落ち着きました』
ホールマネージャーのちーちゃんが一服しに来ました。
『おや?ろっちさん。ポケットに入っているこれは何ですか?』
自分のポケットの匂いをかぎ始めた、ちーちゃん。
『まさか危険ドラッグではないですね?確認するから出しなさい!』
膝に乗ってきてスリスリしてきたちーちゃん。
ポケットの中?
あぁ…先日TNRのお手伝いをした時に使ったまたたびが、ポケットに入ったままになっていたのでした。
マスターの許可を頂いて、またたびを少しちーちゃんに差し上げます。
『ろっちさんだって酔っ払っているでしょうが!』
前足でツッコミを入れてくる、ちーちゃん。
いや、自分は呑んではいますけど酔っ払っていませんから!
『酔っぱらいはみんなそう言うんですよねぇ。うひゃひゃ…』
ちーちゃんこそ、酔っ払いっぷりが過ぎじゃないですか!
『いやいや、ちーちゃんは酔っ払ってなんかいませんよ!』
酔っ払っていますよ!
そんなに顔を擦りつけちゃって!
自分はそんな酔い方しないもんねぇ。
『酔っぱらい同士が、なに不毛な会話してんの!』
マコちゃんが割り込んできましたよ。
では、マスターに許可を頂いたので、マコちゃんにも酔っ払って頂きましょうか。
またたびを舐めるマコちゃん。
『ボクは酔っ払わないよ』
あれ?まこちゃんにはまたたび効果が無いようですねぇ。
『ボクは冷静ですから!』
いや、暴れん坊将軍に冷静って言われても、説得力などありませんよ。
『フンだ!ボクは酔っ払わないし、暴れん坊将軍でもないんだから!』
マコちゃん、自分を一瞥した後、窓際に行ってしまいました。
『あれ?首がぁ~~~~』
マコちゃん、やはり酔っ払っていたようです。
ブラインドの紐を首に引っ掛けちゃって、暴れてしまったのでございます。
『本当に…酔っぱらい達には困ったもんだわ』
そんなマコちゃん達の姿を、冷静に見つめるタビちゃんなのでございました。
マコちゃんに引っかかったブラインドの紐はすぐに取ってあげましたのでご安心を。
赤茄子猫さんズ、もう一回続きます。
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