一人呑みから二人呑み ~新橋・家庭料理てまりで一人呑み後二人呑み・その3~ | 街を歩けば そこに猫

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新橋の家庭料理てまりさんにおじゃましております。

出てきたボトルの焼酎(自分の物ではない)を水割りにして呑みながら…
さて、次は何を食べましょうかね?
カウンターの大皿を眺めていると…

ピロリン♪
「用事が終わったので、今からそちらに向かいます」
ボトルの持ち主であるN氏から連絡が入りました。
あらら、ボトルの中身はもう少なくなっているのに…
来るのですか。

『ヤマダさんが来るのかい?』

いや、来るのはヤマダさんじゃなくて、某N氏ですけどね。

ダンさん。
ヤマダさん…じゃなかった。
某N氏が来るまで、ストラップで遊びませんか?

『フン!こんな子供だましじゃ遊ばないよ』

その割にはヒゲがビンビンになっていますが。

『子供だましのストラップなんか出して、困った人だねぇ』

困り顔のシマさんが、更に困り顔でおっしゃいました。

『そのストラップ、ちょっとこっちにも見せてご覧よ』

え?ストラップですか?
シマさんにはそれよりも…
指なんかいかがでしょうか?

『指なんか出されてもねぇ』

指を出した勢いで、そのまま撫でさせて頂きます。

『うわっ!撫でられちゃったよ。困ったねぇ』

困り顔が更に困った顔になってしまったシマさん。

『ほら、あんたも常連さんにみたいに自分でお酒ついで飲みなさいよ』

いやぁ、もうボトルが空きかけでねぇ。

『なら、新しいボトル入れればいいじゃない。本当に困った人だねぇ』

またまた困った顔をするシマさん。

その後は小上がりに戻って、お兄ちゃんと一緒に一休み。

『さ、私は外に戻るからね』

中に入ってご飯を食べていた、耳カット三毛さん。
お外に戻るようです。

『姐さん!お疲れ様でした!』

外に戻る三毛さんを、みんなで見送る猫さん達。

あれ?
ダンさんは…
見送ってないですねぇ。

熟睡されています。

ならば、この隙に肉球をパチリ♪

『あっ!ダンさんの肉球撮ってる!』

黒猫のエビちゃんにしっかり見られていました。

『ほら、連れのヤマダさんが来たよ。一緒に呑んでおいで。肉球撮ったことは許してあげるから』

ダンさん、しっかり目を開けて自分の行動を確認していたようです。

んじゃ、席に戻って某N氏とグラスを傾けるとしましょうか。

猫好きの某N氏と…
猫さんを肴にグラスを傾けながら、てまりさんで呑んだくれる様子はまだまだ続きます。

 

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