お鮨屋さんに集う猫さん・前編 春分の日放浪記・9 | 街を歩けば そこに猫

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倉庫の猫さんにお別れして数歩歩くと…
何か見えます。

道ばたに猫さんが座っていますね。

徐々に近づいて行きましょう。

ありゃ、寝ちゃった。

道路でくつろぐ猫さんの反対側のお宅から別の猫さんが出て来ました。

そして、もう1匹顔を出します。

チュッ♥

一緒に歩き出すキジ白さんズ。

向かって右側の長毛さんがくっつきすぎて、左側のキジ白さん歩きにくそう。

『あんまりくっつくなよ~』

車が通らない路地に3匹のキジ白さん。

『あの人なにしてるんだろうね?』『よく観察しよう』

体を掻きながら、自分を観察してくる猫さん。

『う~ん…どうやらハズレの予感が…』

『ねぇねぇ、そこで寝転がって気持ちいいの?』

『気持ちいいよ♪』ゴロン♪

『で…観察してどうだった?』『なんかハズレっぽいよ』

『ハズレでも撫でてくれるかもしんないじゃん。行ってみようよ』

『オイラはやな予感するから、ここでやめて裏に回るよ』

『そうなの?あっちの子はどうするんだろう?おーい!』

『ん?呼んだ?』

寝そべって顔だけ上げた最初のキジ白さん。

さて、猫さん達はこれからどんな行動を?
後編に続きます。

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