猫さん達が暮らす、とある神社に来ております。
『こんにちは』

三毛さんがご挨拶してくださいました。
『白黒から案内の続きをするわね』

はい、よろしくお願いします。
まずはお近づきに指の匂いを買いでくださいな。

『どれどれ…』

『お酒臭いけど…まぁいいわ』

三毛さんの尻尾が下がってしまいました。
『はい、この鳥居をくぐってお参りしてね』

はい、パンパン。
『この根っこは爪とぎにちょうどいいわよ』

その根っこは白黒さんも案内してくださいましたが…
『じゃぁ案内終わりね』

え?もう?
ちょっと指の匂い嗅いで撫でさせてくださいな。
『お酒臭いからイヤッ!』

三毛さん、奥に行ってしまいました。

猫さん達にもお会いできたし参拝も済ませたし…
移動するとしましょうか。
あれ?最初に案内してくださった白黒さんがあんな所にいらっしゃいますね。

『三毛さんに案内してもらった?』

はい、中途半端でしたが…
白黒さんもありがとうございました。

最後に指の匂いでも…
『え?』

『何?この指?』

自分の指をチョンチョンする白黒さん。
『お酒臭いんだけど!』

なんて言いつつも…
ヒゲが前に出て好奇心旺盛のようです。
後編でちょっと遊んでいただきましょうか。
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