鈴さん、当然のように… ~6月上旬のCat’sMeowBooksさん・その2~ | 街を歩けば そこに猫

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6月上旬の休日。
猫店員さんが居る猫本だらけの本屋Cat’sMeowBooks(キャッツミャウブックス)さんで購入した本を読みながら風呂上がりのビールを呑んでおります。

『あ、なんか落ちてる』

床を見つめる読太さん。

『レシートじゃないか!』

『大事なレシート落としちゃダメでしょ!』

はい、読太さん。
すみません。

『三郎店長に接客しろって言われてきたけど…』

おや?鈴さんが2階から降りてきましたよ。

『お客さんって、ろっちさんかぁ』

すみませんね、ろっちさんで。

『いやいや、今降りるからね!』

って、そこから飛び降りるのは危険でしょ!

鈴さん、本棚を通って…

床へ。
『鈴、レシートを落とす奴なんて接客しなくていいよ!』

読太さん、すみませんって言ってるでしょうが。

『鈴、話聞いちゃいないや』

読太さんは向こうへ。
鈴さんは…

ピョンと自分の膝へ♪

あ、やっぱり膝に乗るんですね。

『そう、接客してあげるから撫でなさい!』

どっちが接待しているかわかんなくなっていますが…

まぁいいや。
撫で撫で撫で…

あれ?読太さんは何をしているんですか?
『床でくつろいでいるだけだよ。なに?』

いやね、尻尾がテーブルの足をクルって巻いているのは何か意味があるのかなぁ?
って思ってね。

それにしても、この尻尾は可愛いですねぇ。

横の椅子では、さつきさんが常連さんに撫でられています。

『さつきはあっちに居るのか』

いつの間にか他のお客さんを接客していた読太さん。

『一緒に撫でてもらおうっと』

さつきさんと常連さんの間に割り込みます。

『撫でられチェック、ヨシ!』

なんかわからんけど…

読太さん、テーブルの下の椅子へ。
『あ、新しいお客さんだ!』

『こちらへどうぞ!』

入り口をカリカリする読太さん。

『あれはね、お客さんを迎えるんじゃなくて脱走したいんだよ』

読太さんを冷たい目で見る鈴さん。
そんな鈴さんを膝に乗せたまま…
次回に続くのでございます。

 

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