6月の週末。
西荻窪のミルチさんにお邪魔しています。
『ご褒美のササミはまだですか?』
常連さんにスリスリするちゃいろさん。
『ママさんは…ササミ持っていませんね』
ママさんを見つめますが、ササミが出てくる気配はありません。
『もっとお仕事しなくては貰えないのでしょうか』
常連さんの足元をウロウロするちゃいろさん。
『ろっちさんなら出してくれるかもしれません』
自分に近寄ってきますが…
『これだけお仕事したのにササミが出てこないなんて…』
落ち込むちゃいろさんですが…
常連さんから、ようやくササミが出てきました。
ササミを食べるちゃいろさん。
『ササミもカレーも美味しいですよね』
自分にすり寄ってきてくれたちゃいろさん。
『お代わりは…ないですね』
ママさんにお代わりを要求しますが、出てきません。
『では2階でくつろぎましょう』
ちゃいろさん、さっさと2階に上がって行っちゃいました。
ミルチさんに許可を頂いて付いて行きます。
『お向かいのお店はどんなお店になったんでしょうね』
お向かいの様子なら下で観察した方がいいと思いますよ。
『あれ?ろっちさん。もしかしてササミを持ってきて…』
いや、持ってきていません。
『指は要りません!』
ちゃいろさん、ちょっと荒ぶれて奥に行ってしまいました。
プライベートタイムに失礼しましたねぇ。
では自分はこのくらいで帰るとしましょうか。
ミルチさん、いつもありがとうございます。
ごちそうさまでした!
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