立石の丸吉玩具店さんにおじゃましております。
あ、今日は朝のみの更新になりますのでご勘弁を。
横の路地でキンちゃんを撫でてお店に戻ると…
レジ台にツチノコがデーン！
『俺様を撫でなさい！』
と、尻尾をピターンピターン振って無言の圧力をかけてくるので…
圧力に屈して純平くんを撫でていると…
『お仕事お仕事！』
カケちゃんがナゴナゴ言いながら表に歩いて行きます。
『さぁ、カケちゃんが居るおもちゃ屋さんにいらっしゃい！』
カケちゃん、以前はこう言う風に表に座ることは少なかったのですが、ナッちゃんが虹の橋をわたってからは、座って営業をすることが多くなったそうです。
ナッちゃんの心、カケちゃんも受け継いでいるんですねぇ。
『いらっしゃい！いらっしゃい！』
ナゴナゴ言いながら、怖い方の顔で営業するカケちゃん。
『カケちゃんは可愛いの！怖くないの！』
あ、はい。
そうですね。可愛いですよ！
可愛いから撫でちゃいましょう。
可愛い方の顔を見せて撫でさせてくれたカケちゃん。
『なかなか気持ちいいねぇ』
今度は怖い方の顔でご満悦の表情。
『可愛い方とか怖い方とか、うるさいよ！』
ツッコミのパンチが飛んできてしまいました。
『ろっちさんがそこに居ると、お客さん入ってこれないじゃない』
可愛い方の顔で、ちょっと困った感じのカケちゃん。
いや、自分じゃなくてもカケちゃんがそこにいると、みんな怖くて入ってこれないような気が…
営業のお仕事に飽きたカケちゃん。
店内パトロールのお仕事に移行しました。
『あっ！ろっちさんがまた通路にバッグ置いてる！』
いや、それは自分のバッグじゃなくて、同行者の某ryanさんの物ですよ。
『なんだ、それでいつもより高級な感じが…。このバッグはカケちゃんが貰うからね！』
バッグを持って行こうとしたかけちゃんですが…
重くて断念。
店内パトロールを続けます。
『あっ！サンペイ！たまには仕事しなさいよ！』
棚で寝ていたサンペイくんを睨むカケちゃん。
『ボクは12万円だから仕事しなくていいの。カケは100円からだから仕事しなくちゃダメなんだよ』
屁理屈を言って仕事をサボるサンペイくんなのでございます。
さて、そろそろ…
飲みに行きましょうか！
『え？もう行っちゃうのか？』
はい、そろそろビールの時間ですからね。
移動しますよ。
『俺様を置いて飲みに行くとは…』
拗ねる純平くん。
でも、翌日もまた顔出すから待っててくださいね！
お店の外に出ると…
カケちゃんがデーン！
『んじゃ、明日も待ってるから』
はい、明日も顔見せてくださいね。
『これから呑むのはいいけど、呑み過ぎないように！』
酒場に向かう酔っぱらい達に、注意をするカケちゃん。
怖い方の顔で言われたら…自重して呑むしか無いですねぇ。
カケちゃんに言われた言葉を胸にしまって、夜の酒場に消えていく酔っ払い達でございました。
さて、丸吉玩具店さんには翌日もおじゃましております。
明日はその時の様子をお届けしていきましょう。
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