奉納酒樽の前でドヤ顔をした黒白さんとお別れして、境内を歩きます。
参道をさっきとは別の黒白さんが横断していきました。

『こっちをジッと見てるおっさんがいるなぁ』

スタスタ歩いて行く黒白さん。
『よし、ここに一旦避難だ』

車の下に入り込んだ黒白さん。

そんな所に入っても無駄ですよ。
下を覗きこんでみると…
あれ?居ない。
『よし、今のうちに!』

顔を上げると、黒白さんは駐車場を横切って姿を消すところでした。
まんまとまかれてしまった自分でございました。
今度は裏側の公園に来てみました。
三毛さんが居らっしゃいますね。

『見かけない人が来たね』

『さっさと逃げましょ』

フェンスをくぐって向こう側に行ってしまった三毛さん。
どこに行ったんだろう?
フェンスを覗いて見ると…
居た!
キジ白さんが!

あれ?三毛さんがキジ白さんになっちゃった?
『そんな訳ないだろ!』

そうですよね。
わかった!新春かくし芸大会の早変わりの練習してたんですね!?
『またそんな終わっちゃった番組の話をする…このおっさんはもう…』

キジ白さんにジト目で見られちゃったので、さっさと退散するとしましょう。
神社の裏の公園を歩いていると…
時計の横に黒さんがいらっしゃいます。

『あ、こら!近寄るんじゃない!』

近づくと柵の向こうに行ってしまった黒さん。
『まもなく午前10時をお知らせします。ポーン』

ん?まだ9時過ぎですよ?
『あんたが来たから、日時計が狂っちゃったじゃないか!』

黒さんに睨まれてしまいました。
公園から出て行くとしましょう。
神社の境内に戻ってくると…
吊り下げられている絵馬の後ろに黒白さんがいらっしゃいます。

酒樽の前で寝ていた黒白さんですね。
『またあんたか』

はい、自分です。
またモデルになってくださいね。
『今日はもうモデルは終わり。不満があってもガンタンガンタン言うなよ。今日は2日なんだから』

奥に向かい姿を消した黒白さん。
ガンタンガンタン言うって洒落をよっぽど気に入ったようですなぁ。
なんて思っていると、キジさんがササッと走って行くのが目に入りました。
慌てて追いかけたのですが…
撮れたのは、クルンとした尻尾だけだったのでございます。

さて、この神社は住居部分や横の住宅地にも猫さんがいらっしゃいます。
そちらにちょっとご挨拶をするとしましょう。
と思ったら…
次回に続きます。
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