2013年12月14日 | 街を歩けば そこに猫のブログ記事

遠征してドライブ中。
とある公園の横に猫さんの姿を見つけ相手してもらっています。

『う~む…凄んでもおやつすら出てこないとは…』

『親分、こいつら手強いんだよ』『確かに手強いな』

『親分直々頼んでいるんだから、なんか出せ~っ!』

『ほら、ダメでしょ?』『わかったわかった。わかったからそんなに擦り寄るなって』

『こう言う人達にはな、猫らしく”ちょうだい”じゃダメなんだよ。一仕事してやらなきゃな』

『一仕事?親分、何するの?』

『この車のここをこうやって…』

『もうちょっと先も…ん…届かないな…』

『ふぅ、届いた』

『こっち側も…あらよっと!』

『これでよしと』

『あの車、あとは赤く塗れば通常の3倍のスピードで走れるぜ』

『さて、報酬をいただくとするか』『さすが親分♪』

報酬って…勝手にニューニングしておいて報酬も何もないですよ。

『頑固なハズレのおっさんだな!』『本当にハズレだね』

『では最終奥義…』

『ゴロンゴロンではどうだっ!』

いや、とても可愛くてなにかあげたい気持ちでいっぱいなんですが…
耳先カットされていて夕方に集まってきているって事は、ちゃんとお世話されている方々が居るってことでしょ?
その方々の許可なしに食べ物出すわけには行きませんよ。
もしかしたら腎臓病食与えられているのかもしれないし。

『ん?そこまでわかっていたの?』

『ならしょうがないな。今度来た時は俺達じゃなくて、ご飯の人に差し入れしてくれよな』

はい、今度来た時は猫さんの写真撮らせてくれたお礼に、お世話されている方に差し入れしますよ。

『んじゃいつもの人を待つとするよ。おっと、最後に一言』
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『車を赤く塗ると3倍のスピードだからな!』『親分、カッコイイ~っ♪』

『そんなにカッコ良かったか?』
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最後はデレデレしてしまう親分さんなのでございました。

その後、別の場所に行った後に再度この場所を通りかかると…
なぜか猫さん達、離れて座っていました。

伝説のニャ等辺三角形ってやつですね。

楽しませてくださったこの場所の猫さん達。
車にだけは気をつけてくださいね!

 

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とある地域をドライブしていると…

公園の横に黒さんの姿を見かけました。

『何だ?この人達』

『ご飯の人ではないみたいだしなぁ』

ジーっとこっちを見つめる黒さん。
両耳先が平らにカットされていますね。

『ご飯だよ♪ご飯だよ♪』

今度は角の向こうから、キジ白さんが歩いてきました。

『あれ?いつもの人じゃない』

このキジ白さんは、両耳先がV字カット。
この地域、不妊された猫さんは両耳先カットされているようです。

『ねぇ、この人達何者?』『よくわかんないけど、ハズレの人みたいだよ』

『ハズレの人にも、おやつ出させる方法はあるよ。ゴニョゴニョ…』

え?どんな方法があるんでしょう?

『いい?やってみるからよく見てなさい』

キジ白さん、何をしてくるんでしょうか?
楽しみにして待ちましょう。

『こうやって可愛く座ってじっと見つめる!』

おっと…そんな方法でしたか。
いやいや、こちらもハズレのおっさんを名乗る者。
それくらいでは食べ物出てきませんなぁ。

『おや?今日はご飯の時間が早いね』

今度は白黒さんが顔を出しました。

『親分、ご飯の人じゃないよ』『可愛く待っているのに何も出てこないんだよ』

『ふ~ん、どれどれ…』

『お控えなすって。手前、このあたりを任せてもらっている白黒です』

ご挨拶してくださった白黒さん。
仁義を切らなければいけないのはこちらなのに…
ありがとうございます。

『おい、悪い人じゃなさそうじゃねぇか』

『でも親分、こいつら食べ物出してくれないんだよ』

『やり方ってもんがあるんだよ。って、そんなに纏わりつくんじゃねぇ!』

『こら!親分が挨拶してんだ!なんか出せ!

『なんか出せ~っ!』
『あ、そちらのお方もお控えなすって…』

運転手こと同行者の某R氏にも挨拶する白黒さん。
仁義に厚い親分さんのようですねぇ。

『さて、挨拶はこのくらいにして…ここを通るなら何か出してもらおうか!』
『親分カッコイイ!』

親分さんに凄まれてしまった自分たち。
さて、どうなる!?

あっ!親分さんも両耳カットだ!
と、気付いたところで…後編に続きます。

 
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