2013年11月18日 | 街を歩けば そこに猫のブログ記事

とある路地。

三毛さんが道の真中でくつろいでいます。

『知らない人がきたよ~』

『ホントだ、見かけない顔だね。あの顔はハズレだよ』

右側にいた薄三毛さん。
ひと目で自分をハズレと見破ったようです。

『何だハズレのおっさんか。ハズレなら、そこから入るなよ!』

『コラ。またぐな。またぐなよ。またぐなよ、絶対に!』

『詩郎またがせるな!』

『帰れ。オラァ』

詩郎と呼ばれて、サビさんが登場しました。
急に出てくるからピンが合わないって!

『ハズレのおっさんには用はないって!』

『何しにきたんだって!』

『やってやるって!ケツでも喰らえって!』

ヒップアタックか?と思いきや…

そのまま向こうに行っちゃったサビさん。

『ほら、みんなハズレのおっさんには興味無いんだよ』

興味無いとは…寂しい事言いますねぇ。

『さらに言うならね、そんな古いプロレスネタ、誰も喜ばないと思うよ』

いや、自分が書いていて楽しいからいいんですよ。
プロレスネタ振られてキレました?

『キレてないですよ!私をキレさせたら大したもんだ』

最後まで長州になりきってくださった三毛さんでございました。

さて、明日からは猫さんがいらっしゃる喫茶店での写真展をご紹介していきます。
まぁご紹介するのは猫さんがメインなのですが。
本当は今日からシリーズ始めたかったんだけど、写真整理できていないので明日までお待ちくださいませ。

 

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とある路地。

玄関先にサビさんの姿が見えます。

金魚が居る鉢の上に網がかぶせてあり、その上でお休みしているようです。

『見かけない顔だね』

サビさん、こんにちは。
多分、初めましてではないと思います

でも久しぶりなので…
ご挨拶代わりに指を出してみます。

匂いを嗅いでくれたサビさん。

そのまま撫でちゃいました♪

最近このパターンばかりですが…
気持良さそうなお顔をしてくださったので良しとしましょう。

『良しかどうかはわからないけど、気持ちいいのは確かだよ』

『次はねぇ…』

『そうそう、そこを撫でて欲しかったんだよ』

しばし撫でさせてくださったサビさん。

『撫でられて気持ちよくなったら、お腹すいちゃった』

用意されていたご飯を食べ始めました。

さっきまでの気持良さそうな顔はどこへやら。
自分の事は忘れたかのように、ご飯に集中するサビさんでございました。

で…
サビさんの後、ガラス戸の張り紙が気になりますね。
よく見てみましょう。

猫さんの訃報のお知らせでした。

残念ながらピロちゃんにはお会いしたことはありませんが、皆さんに愛された猫さんなんでしょうね。

「長生きだったと聞いている」「この地に来て2年半余り」
野良さんとして渡り歩き、最後に落ち着いたのがこの場所だったのでしょう。
この場所に来るまで、どんな猫生を歩んできたかはわかりませんが、この場所に落ち着いて幸せだった事は、この張り紙で十分わかります。
お会いしたことがない猫さんだけど…
ピロちゃん、この場所にきてくれてありがとう。
思わずそうつぶやいてしまったのでございました。

 

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