とある公園をお散歩していると…
白黒さんと目が合いました。

『ん?見かけない奴が来たぞ』

『どうしようかなぁ』

考えこむ白黒さん。
『よし!決めた!』

何やら決意した白黒さん。
自分に近寄ってきます。
こっちに来ても、ご飯もおやつもないですよ~。
『ご飯は食べたばかりだから要らないよ』

すぐ近くまでやって来た白黒さん。
自分の眼の前に寝そべって…
『撫でなさい!』

あぁ、撫でて欲しかったのですね。
喜んで撫でさせて頂きますよ♪
『喉も撫でなさい!』

はいはい、喉もね。
『うん、なかなか気持ちいいよ』

『もっともっと撫でなさい!』

デーンと眼の前に居座り、撫でられ続ける白黒さん。

いっぱい撫でさせて頂きました。
ちょっと休憩しましょう。
『休憩なんかしなくていい!』

『早くもっともっと撫でなさい!』

あ…はい、わかりました。
もっと撫でればいいんですね。
喉を撫でると、またまた気持ちよさそうに顔をこすりつけてくる白黒さん。

そのままゴロ~ンとしようとして…
落ちちゃう!落ちちゃう!

下半身が落ちかけましたが、何とか踏みとどまった白黒さん。
『猫がずり落ちるなんて、そんなヘマしないのさ』

撫でられながら偉そうに申されておりました。
さて、そろそろ移動しなくちゃいけない時間です。
白黒さん、いっぱい撫でさせてくださってありがとう♪
『こっちは物足りないけどね。また撫でに来るように!』

白黒さんから強引に約束をさせられてしまいました。
はい、また撫でさせて頂きに参ります。
その時までお元気でね!
お別れしてしばらく歩いて振り向くと…
また別の人に撫でられていた白黒さんなのでございました。
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