とある神社の陽だまり猫さん・前編 | 街を歩けば そこに猫

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久しぶりに沢山の猫さんが暮らす神社にやってまいりました。

まずお会いしたのはキジ白さん。

トコトコとこちらにやって来ます。

『撫でて!』

擦り寄ってきたキジ白さん。
人懐っこい猫さんだったのですね。

喜んで撫でさせていただきますよ!
撫で撫で…
『あっ!あっちに綺麗なお姉さん!』

キジ白さん、自分の手から離れて…

綺麗なお姉さんに撫でられるのでございました。

尻尾の高さが満足度を表していますねぇ。
グッスン。

『おじさん、まだ撫でたかったの?』

そりゃそうですよ!
撫でさせて下さいますか?

『どうしようかなぁ』

と言いつつもやってきてくれたキジ白さんを待ち構えてみますが…
『やっぱりヤ~メた』

手を避けて行ってしまいました。
またまたグッスン。

訪問時、ちょうどボランティアさんが来られていて、猫さん達のご飯タイム。
こちらのキジ白さんもご飯を食べたばかりのようです。

『ふぅ、満腹満腹♪』

『さて、参道をパトロールしようか』

『今日も参拝客がいっぱいで何よりだねぇ』

パトロールが終わってお昼寝開始のキジ白さん。
その横に、また別のキジ白さんがいらっしゃいました。

『あ~あ~あ~…』

『どうも声の調子が悪いねぇ』

『にゃにゃにゃにゃー♪』

『お?いい感じになってきた♪』

『もうちょっとだね』

と、ポリポリ。

『ここから先、美声を聞きたかったら有料だよ!』

猫さんに差し出すものを何も持っていなかった自分。
では、指でも…
と思った時には、すでに猫さんの姿は消えていたのでございました。

この神社の猫さん、後編に続きます。

 

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