とある街を散歩していると…
路地に猫さんの姿を見かけました。

路地に入って行ってみましょう。
『え?知らない人が来た』

写真を撮りに来たんですよ。
モデルになってくださいませんか?
『モデル?』

はい、イカ耳にならないで自然な感じで…ね。
『こんな感じ?』

うんうん、とてもいい感じですねぇ。
ついでにちょっと撫でさせて…
『ヤだよ!』

『写真だけならいいけど、撫でさせはしないよ』

う~ん…黒さんに嫌われてしまいました。
『なにやってるの?』

おや?別の黒さんが現れましたね。
写真を撮っているんですよ。
と言いながら指を出してみると…

するりと指をかわした黒さん。
『今ちょっと触られたけど…』

はい、ちょっとだけ触れましたね。
『気持ち良かったからもう一回触ってもらおうかな』

指に反応してきた右耳カットの黒さん。
恐る恐る近寄ってきた、右耳カットの黒さんを黒さんを撫で撫で。

撫で撫で撫で…

だんだん慣れてきたようで…
『あ、これ気持ちいい♪』

『ねぇ、もっと撫でて!』

どんどん甘えてきました♪
『あいつは気に入った人には甘えるからなぁ』

その様子をみつめる別の黒さん。
『賑やかだからご飯かと思ったら…違うのか』

キジ白さんも姿を見せました。
数匹の猫さんに見つめられながら、右耳カットの黒さんをいっぱい撫でさせていただきました。
そろそろ移動しますかね。

立ち上がると…
『ダメッ!もっと撫でて!』

手に飛びついてきた、右耳カットの黒さん。
『もっともっと~っ!』

しょうがないですねぇ。
もうちょっとお付き合いするとしましょう。
いっぱい撫でさせていただいて…
『ありがとう!また撫でに来てね』

猫さん達に見送られて、この路地を後にしたのでございました。
この街…猫密度が高いです。
で…
二階の室外機の上の黒さんは結局降りてこなかったなぁ。
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