そんな安い男じゃない! ~7月下旬の丸吉猫さんズ・後編~ | 街を歩けば そこに猫

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7月下旬の週末。
立石のモツ焼き屋さんで昼呑みをして、丸吉玩具店さんに戻ってきました。

『よしよし、ちゃんと戻ってきたな。撫で係』

すぐに純平くんが駆け寄ってきます。

『さぁ俺様を膝に乗せなさい!』

またニャァニャァ鳴く純平くんを…

膝に乗せます。

そして撫で撫で。

なんか前回と同じような展開ですねぇ。

ちょっと変わった事しましょうか。
変な顔~っ!

むにゅ~

『かわいい俺様に変顔をさせるなんてどう言うつもりだ!』

レジ台に移動した純平くん。

『俺様は値付の手伝いをするからな』

値札シールを手に持った純平くん。

じゃれ始めました。

手伝いじゃなくて遊んでんじゃん。
それに、ハサミにじゃれるのはやめてね。危ないから!

『俺様はハサミの扱いも上手いんだぞ!』

あぁ、バカとハサミは使いようとか言いますもんね。

ハサミと値札シールを取り上げると…
『あ、俺様のおもちゃを取るんじゃない!』

やっぱりおもちゃにしてたんだ。

『違う!値付の邪魔をするんじゃない!』

『ほら、早く返しなさい!』

真剣な目で値札シールにじゃれてくる純平くん。

『お仕事の邪魔をするんじゃないよ!』

寝転がったままシールを追いかけます。

『よし捕まえた』

『さ、お仕事再開だ。これは1100円…』

純平くん、1100円の値札が手に付いてますよ。

貼るなら手じゃなくて、ここでしょう!

1100円の純平くん。

『俺様はそんな安い男じゃないぞ!』

値札を振り払います。

『桁が違うよ、桁が!』

あ、110円の方が合ってましたか。

『逆だよ逆!』

もっと桁を多くって…そりゃ無理でしょう。
100g110円ならもっと高くなったでしょうけど。

『もういいよ。撫でてもらうの満喫したから移動しな』

暴言に呆れてしまった純平くん。

では、熟睡しているサンペイくんにもご挨拶して…

丸吉玩具店さんを後にするとしましょう。

純平くん、サンペイくん、丸吉玩具店さん。
今回もありがとうございました!

 

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