梅雨時の晴れた日、立石の丸吉玩具店さんにお邪魔しています。
レジ台の上の純平くん。
見事な化粧まわしですねぇ。
『どすこ～い！って…何言わせるんだよ！』
いや、見事な土俵入りですよ！
いよっ！横綱！
『ホントに撫で係ときたら、ツチノコとか化粧まわしと言いたい放題なんだから』
でもねぇ、皆さん喜んでいますからねぇ。
『俺様は傷ついているの！』
傷つく？オコゲじゃなくて？
いや、そう言うとまた傷ついちゃいますね。
すみません。ツチノコとか化粧まわしとか言わないようにしますよ。
今回は。
『うん、わかればよろしい』
ペロッと指を舐めてくれた純平くん。
んじゃ、撫で係のお仕事をさせて頂きますね。
撫で撫で撫で…
『ん？今回はってなんだよ～っ！』
あ…気付かれちゃった。
まぁまぁ、ほら。
ストラップで遊んで嫌な事忘れちゃいましょうよ！
ガシガシガシ！
化粧まわしを揺らしながらストラップに夢中になる純平くん。
『また化粧まわしって言った！』
あ…つい口が滑ってしまいました。
ほらほら、今度は純平くんの尻尾で遊んでみませんか？
必死に気をそらそうとする自分。
『おおっ？これは面白いな！』
自分の尻尾にじゃれるのに夢中になる純平くん。
『いやぁ、楽しいぞ！』
尻尾にじゃれるのに夢中で、自分の失言を忘れてしまったツチノコ。
じゃれた後は一休みしちゃったので…
ちょっと外を見に行くとしましょう。
外に出たら…
そこに居るのはリカちゃんじゃないですか！
ご飯を待っているんですか？
『そうよ、ご飯待っているんだから、あんた邪魔』
『早く店主の晴美さんを呼んできてちょうだい！』
リカちゃんに睨まれて…
「ご飯待っていますよ」と、店主の晴美さんを呼びに行く自分なのでございました。
丸吉猫さんズ、明日の更新に続きます。
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