2014年7月5日 | 街を歩けば そこに猫のブログ記事

梅雨のまっただ中。
立石の丸吉玩具店さんにおじゃましております。

お店の奥の椅子ではカケちゃんがくつろいでいます。

こっちから見ると怖い方の顔になっちゃいますから、回りこんでみましょう。

あ、可愛い方の顔はお目目パッチリでいいですねぇ。

思わず撫でちゃいます♪

気持ちよさそうなお顔をしてくださったカケちゃん。

『もっと奥も!』

はい、ここですね?

『気持よかったから舐めてあげるね』

ありがとうございます。
でも…咬まないでね。

『咬むってのはね、こういう事を言うの!』

口を開けたカケちゃん。
慌てて手を引っ込める自分。

凶暴凶暴と言われているカケちゃんですが、実は凄く甘えん坊。
本気で咬んでしまうのも、甘咬みを知らずに育ったからみたいです。

とは言え、咬まれては大変なので、ちょっと離れて…
肉球をパチリ♪

『さて、ちょっとパトロールに行ってこようかね』

お店を出ていくカケちゃん。

お店の前で、通行人に愛想を振りまいて…

いや、怖がらせていたのでございました。

『カケは乱暴だからねぇ』

おや?サンペイくん、いつからそこに?

アホ…いや、おバカっぽくボーっとしているので…
ちょっと撫でちゃいましょう。

『今、アホって言ったね?』

いや、気のせいでしょう。

『おバカとも言ったね?』

いや、言っていませんよ。
気のせい!気のせい!

『そっか、気のせいか』

ガクッ。
いつものフレーズを期待したのに。

しかし…サンペイくん。
後ろから見ると、とても綺麗な柄ですねぇ。

『サンペイはおバカだから、言われた事すぐに忘れるんだよ』

いつの間にか戻って来て、お気に入りの椅子に乗っていたカケちゃん。
怖い方の顔で言うと、セリフに説得力がありますねぇ。

『だから!怖い方とか可愛い方とか勝手に決めつけるんじゃないの!』

うわっ!
正面から見ても怖かった!

ごめんなさい!すみません!
カケちゃんはとても可愛いです!

と、可愛い顔の方から撫でて、ご機嫌を取る自分。

その自分を…

『撫で係は何で俺様を撫でないでカケばかり撫でているんだ?』

レジ台から純平くんが不満そうに見つめていたのでございました。

しょうがないなぁ。
純平くんをちょっと撫でながら、店主の晴美さんに気になった事を聞いてみます。
キンちゃんは今日は来ていないのですか?
「キンちゃんはこの時間、商店街のお気に入りの場所で寝ているんですよ」

あ、そうなんですか。
んじゃ、純平くんを撫でる手を止めてキンちゃんの寝姿を見に行くとしましょう。

『おい!撫で係!どこに行くんだよ~っ!』

明日の後編に続きます。

 

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梅雨のまっただ中。
こんな雨が降る日は、濡れない所にいる看板猫さんを!
と、立石の丸吉玩具店さんにやってまいりました。

店頭には…
でーんとカケちゃんが居座っています。

カケちゃん、そこに居ると通れないですよ!
呼びかけていると…

『ん?俺様撫で係の声がしたぞ!』

純平くんがお迎えに来てくださいました。

店頭に並ぶ、巨猫2匹!

最近純平くんは店頭に出てくる事が少ないそうですから、この風景は貴重なのかもしれません。

でもカケちゃん。
怖い方の顔をお客さんに見せていては…お客さん怖くて入ってこれないのでは?

『フン!怖い怖いって言うなら、向こう側から見てやるよ』

あらら、へそ曲げてパチンコ屋さんの方に行ってしまいました。
んじゃ、純平くんの相手でもするとしますか。

あれ?純平くん…

立ったまま毛繕いして、いつもよりもさらに不思議な物体になってしまっています。

不思議な物体には近寄らないようにして…
丸吉玩具店さんの横の路地を見てみると…

『♪私バカよね~ おバカさんよね♪』

アホ改め、おバカさんがやって来ました。
失礼、サンペイくんがやって来ました。

『今おバカって言ったね?おバカって言う奴が、おバカなんだぞ!』

アホと呼ばれていた時と同じフレーズを叫んで姿を消したサンペイくん。
とりあえず3匹の猫さんにご挨拶出来ましたから、お店にお邪魔するとしましょう。

『おいおい!俺様を忘れるな!』

純平くんが自分の後をくっついて来ました。

純平くん、レジ台にピョン!

そのまま箱の中へ。
『おっと、いつものクセでこっちに来たけど違ったぜ』

『ほら、撫で係!早く俺様を撫でなさい!』

はいはい、いつもどおり撫でさせていただきますよ。

『う~ん、なんか中途半端だな』

こらこら、純平くん。
nekophoto.kumax.netのロゴで爪とぎしないでください。

『そんな事はどうでもいい!撫で係、ちょっとそこに座りなさい!』

どうでもよくは無いんですけどね。
まぁいいや。
はい、座りましたよ。

『よいしょっと』

レジ台から自分の膝の上に移動してきた純平くん。

でーん!

この日も膝に重い物を乗せる拷問が始まりました。

『拷問ではない!俺様に乗られて幸せだろ?愛を感じるだろ?』

あ、はい。
とても重い愛を感じます。

『愛を感じ取ったのなら、さっさと撫でなさい!』

皮肉が通じなかったようです。

『皮肉って何さ?たしかに俺様には肉が付いているけれど…』

いや、純平くん。
君に付いているのは、肉ではなく脂肪です。

『今日の撫で係はやけに攻撃的だね!そんな攻撃的ならカケでも撫でてこいよ!』

不満そうなお顔でレジ台に移動した純平くん。
ならば、カケちゃんにお相手していただくとしましょうか。

夕方更新の中編に続きます。

 

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