2014年2月23日 | 街を歩けば そこに猫のブログ記事

大雪の後、とある繁華街の裏路地を訪れてみました。

猫マンションの入り口で、茶白さんが見張りをしているようです。

『怪しい奴は居ないな』

キョロキョロ辺りを見回し、見張りのお仕事をする茶白さん。

『うわっ!マズイ顔のおっさん発見!』

いや、マズイ顔はもういいですって。

『これは姐御に報告しなくちゃ!』

『姐さん、姐さん!マズイ顔した変なおっさんが来てますぜ』

だからぁ、マズイ顔は…もういいや。

『そんなマズイ顔したおっさんは、お前が追い払っておしまい!』
中からニャーと声が聞こえました。

『へ?オイラが追い払うんですかい?』

『困ったなぁ。どうやって追い払おう』

『そうだ!』

『この高いところに乗っかって…』

『うぅぅ…ワン!』

うわっ!猫さんがワンと吠えた!

マズイ顔した変なおっさんは、ビックリして尻尾巻いて逃げていってしまったのでございました。
いや、ワンとは吠えていないんですけどね。
猫さんがくつろいでいるのを邪魔しちゃ悪いから、マズイ顔のおっさんは立ち去ったのでございます。

って、マズイ顔じゃないから!

 

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前回茶トラさんとお会いした、とある公園。
茶トラさんとお別れして歩いていると…

今度は銀色猫さんとお会いしました。

スタスタこちらに歩いてきます。

あれ?ちょっと寄り道?

『なんか、いい匂いがするね』

花の匂いを嗅ぐ猫さん。

『いい匂いだけど…食べ物じゃなかった…』

『腹減ったぞーっ!』

『このおっさん、しゃがんで待っているから…何か食べ物持っていそうだな』

『おっさん、美味しい物ちょうだいな♪』

自分のすぐ側までやってきた猫さん。

手を出すと、顔をすり寄せてきました♪

『お腹と背中がくっつきそうだから、なんかちょうだいな♪』

と、スリスリしてくる猫さん。

『いつもこうやっていると、何か出てくるんだよね』

スリスリスリスリ。

『撫でるのはもういいから、早く美味しいもの出してよ!』

自分の手をカプリ。

『ま…不味っ!』

『あんた、顔もマズイけど、手の味も不味いね!』

顔がマズイは余計ですよ。猫さん。

『色んな意味で不味いおっさんには近寄らないでおこうっと』

猫さん、踵を返して歩いて行ってしまいました。

『あぁ不味かった』

『あんなマズイ顔も味も久しぶりだよ』

だから、マズイ顔は余計ですって!

『やっぱり不味そうなおっさんにちょっかい出すんじゃなかったよ』

『うわっ!何度見てもマズイ顔』

なんかひどい言われようですな、自分の顔。

『もうすぐ美味しいご飯が来るはず。不味い物を味わった後だけに美味しいだろうな♪』

マズイ顔と不味い手を味わった後、目を細めてご飯を待つ猫さんなのでございました。
いや、マズくないから!

この猫さんも前回の茶トラさんと同じく、この後すぐにご飯を貰えた事をご報告しておきますです。

 

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