ご飯待ちの猫さんの視線を浴びる 春分の日放浪記・3 | 街を歩けば そこに猫

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地図で目を付けておいた飲食店街にやって参りました。

道ばたに猫さんが座っています。

『おっ?来たかな?』

『いや、あれは違うぞ!』

おっと、反対側の駐車場にも猫さんがいらっしゃいますね。

『いつもの人じゃない』

『ホントだ。いつもの人じゃないねぇ』

『これは避難した方がよさそうだ』

道を渡る猫さん。

遠巻きにぐるりと回って…

向かいのお宅の敷地内へ。

『あれは噂のハズレのおっさんだな』

ハズレのおっさんの噂は、ここにまで届いているようです。

『ボクも避難しておこうっと』

物陰に隠れる猫さん。

『お~い、どうした?』

今度はキジ白さんが出て来ました。

『いつもの人かと思ったら違っていてね。どうやらハズレのおっさんらしい』

『ハズレのおっさん?』

『これが噂のハズレのおっさんかぁ』

キジ白さんにジーっと見つめられて、観察されてしまう自分でございました。

思い思いの場所で待つ3匹の猫さん。

ご飯お時間はもうすぐのようですね。
ハズレのおっさんは立ち去りますので、もう少しお待ちください。

3匹の猫さんが居たすぐ近くでは、食料品店の裏口で別の白黒さんが座っています。

こちらもご飯待ちのご様子。
少し空いた扉から中に入る事もなく、ジッと待つ白黒さんでございました。

この飲食店街、他にも猫さんにお会い出来そうな気がします。
もうちょっと歩いてみましょう。

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