9月の連休。
やってきたのは立石の丸吉玩具店さんです。
『え?アホ?どこに?』
あなたの事ですよ、アホ!
あれ?サンペイくんって打ったら勝手にアホって変換されちゃう…
『それ、わざと登録してあるんでしょ』
アホなのによくわかりますねぇ。
『アホって言う奴がアホなんだからね!』
アホにベーっとされた自分。
バカにされた気分ですが…気を取り直して店内に伺うと…
『撫で係、アホの相手なんかしてるんじゃないよ』
純平くんが待ち構えていました。
『さ、そこにお座りなさい』
何でそう上から目線なんですか。
ま、座りますけどね。
『ヨイショっと』
すかさず乗ってきた純平くん。
自分の方がヨイショって気分ですよ。
『ゴタゴタ言っていないで早く俺様を撫でなさい!』
はいはい、もうお決まりですからね。
撫で撫で…
『ほら、写真撮ってないでもっと撫でなさい!』
はいはい、わかりましたよ。
撫で撫で撫で…
『さすが俺様の撫で係!気持ちいいツボがわかってるねぇ』
グテ~っとなる純平くん。
それにしても…重い!
『純平、またろっちさんに甘えてるんだね』
チラリとこちらを見たキンちゃん。
お店の奥に行ってしまいました。
どこに行ったのかな?
『多分寝に行ったんだよ』
あ、そうなんですね。
んじゃ、ちょっと見に行ってみましょう。
『これからお昼寝タイムだから邪魔しないでくださいね』
キンちゃん、猫ベッドに入ってお休み体勢です。
ちっちゃくて可愛いですねぇ。
『キンちゃん、寝てただろ?』
はい、寝てましたよ。
と、でかくて図々しい純平くんに答えた所で…
後編に続きます。
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