3/18(日)のお昼。
やってきたのは三軒茶屋近くのCat’sMeowBooksさん。
この日行われるイベント「ねこのえほんかいぎ」
数日前に急遽参加を決めてやってまいりました。
『遅いね。皆さんお集まりですよ』
お店に着くのがギリギリになってしまいました。
受付(?)の読太さんにご挨拶して席へ。
開始前、前振りでお客さんを和ます読太さん。
「ねこのえほんかいぎ」
親子絵本専門店NanuK・えのもとももこさんとCat’sMeowBooks・安村正也さんが猫の絵本を紹介しあうイベント。
まずは、えのもとさんがこれまで飼っていた猫さんを紹介。
小学一年の時に初めて迎えたミミちゃんの写真の後、紹介する絵本は「ニニまいごになる」
キジトラ猫さんが主人公の絵本をムギワラ猫の読太さんが特等席で眺めます。
あ…飽きちゃった。
続いて安村さんが紹介したのは「めがねこ」
色が鮮やかな絵本。
おとなしめの色合いの絵本が多い中、ドギツイくらいの色合いがお気に入りだそうです。
えのもとさん、二匹目の猫・キキちゃんの紹介。
来てすぐ、お腹が減っていたのか大根の葉をバリバリ食べたと言うキキちゃん。
結構ツンデレ猫さんだったそうです。
続いての絵本紹介は「ねことクラリネットふき」
クラリネットを吹くと猫がどんどん大きくなっていって…
なんと言いますか…
うわ~って感じの絵本でございましたね。
ここで「児童文学と絵本の違いは?」「絵本の文は横書き多いのはなぜ?」などの話題が。
興味深く聞かせていただきました。
安村さんのターン。
大佛次郎の「スイッチョねこ」
紹介するのかと思ったら…
「スとネコが合っているから…」
と言うことで「スイーツこねこ」を紹介。
作者の生藤由美先生もこのイベントに参加されていたこともあってのご紹介。
ここでまた絵本についてのトーク。
「絵本を産地から届けたい」と話す、えのもとさん。
「子供が買って欲しいとねだる絵本を親は買いませんね」と安村さん。
子供が欲しい本と親が買い与えたい本は違う、との意見に納得。
えのもとさんは「子供と一緒に本屋に行った時は子供が読みたがる本を選ぶ。子供が居ない時は子供と一緒に読みたい本を選ぶ」そうです。
なるほど。読ませたい本ではなく”一緒に読みたい本”というのがポイントですね。
えのもとさん、三匹目のレオくんを紹介。
レオくんはキキちゃんが大好きでいつもくっついていた猫さんだそうです。
そのレオくんを思い出してしまう絵本が「アンガスとねこ」
犬のアンガスの甘えっぷりがレオくんそっくりで思い出すそうです。
安村さん、次の絵本は「MOMOTARO」
え?桃太郎に猫?
そう、この桃太郎には鬼ヶ島の門番として猫が登場するのです。
常識にはとらわれない、猫が出る本として紹介されました。
お互い三冊づつ紹介した所で、えのもとさんが最後に紹介されたのは…
与謝野晶子「きんぎょのおつかい」
三匹の金魚がおつかいに出るというヘンテコなお話なのですが…
なぜか必ず猫が出てくるのです。
おつかいを見守っていたのか、それとも金魚を狙っていたのか…
本文には猫に関することは全く書かれておらず、これも常識にくくられない猫の絵本でござました。
イベントの間、猫店員の鈴さんはお二人の間でずっとおやすみ。
(実は安村さんが座るはずの場所だったそうです)
読太さんも…
猫店員デスクで、お話に聞き入っていたのでございました。
Cat’sMeowBooksさんのイベントに参加するのは初めてだったのですが(何故かお話する方として参加したことはあります)、とても楽しかったです!
本に対する想いや本屋に対する想いがとても伝わってきて、いいイベントでした。
これは癖になるなぁ。
イベントの際にはまた参加したいなぁ。
そう思ったCat’sMeowBooksさんでのイベントでした。
そうそう、えのもとさんは現在ネット上で親子絵本専門店NanuKを運営中ですが、今度実店舗もオープンされます。
松戸市にて開店準備中の本屋さん。
現在クラウドファンディングで改装費を募っています。
本屋さんの支援に興味のある方は、まず見てみてくださいませ。
そしてこの日、赤羽の保護猫団体MadCatZさんも来店。
30匹近くの猫を保護しシェルターを運営するMadCatzさん。
ねこキチの為の総合猫情報サイトNEKOKICHICLUBで情報を発信されているそうでして…
今回はCat’sMeowBooksさんを紹介されるそうです。
こちらも楽しみですね!
さて、イベントの後の猫店員さん達は…
長くなったので、明日紹介するとしましょう。
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