撫で係の膝は俺様の物 ~またまた大雪の後の丸吉猫さんズ・その3~ | 街を歩けば そこに猫

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2週続けて大雪の後、立石の丸吉玩具店さんにおじゃましております。

自分の膝に乗りたそうなキンちゃん。

『乗っちゃおうかな…』

足を自分の膝に乗せたキンちゃん。

『う~ん…純平が邪魔で乗れないや』

キンちゃんと純平くん、2匹の膝乗りを期待したのですが…
純平くんが大きすぎましたか。
ちょっと場所を空けない?純平くん。

『純平がのんびり休んでいるから、そのままにしてやって』

キンちゃん、優しいねぇ。

『んじゃ、また営業にいってきまーす』

入り口に移動したキンちゃん。

って…キンちゃん。
それは営業ではないのでは?

キンちゃん、入り口で毛づくろいを始めてしまいました。

膝の上では純平くんが、おくつろぎ中です。

純平くん、キンちゃんも乗せてあげればよかったのに。

『撫で係の膝は、俺様の物なの!』

実は純平くんだけじゃなくて、ぶーちゃんだったり他の猫さんの物だったりするのですが…
まぁここでは純平くんの物って事にしておきましょう。

『いらっしゃいませ~。おもちゃはいかがですか?猫もいるよ~』

キンちゃん、故・ナッちゃんを思い出させる営業っぷりですねぇ。

『そんなにナッちゃんに似てた?』

はい、そこで外を見ている姿を見ると、ナッちゃんを思い出しちゃいます。

『ナツキチはナツキチ!キンちゃんとは違うの!』

純平くん、奥が深いお言葉ですなぁ。

『ちなみに、俺様は俺様!みんなとは違うから、撫で係の膝の上でのんびりしていていいの』

今度は、浅いお言葉ですなぁ。

『深くても浅くてもいいから、俺様を撫でなさい!』

結局、撫でられていれば満足な純平くんなのでございました。

『やっぱりやっぱり、お外は寒いよ~』

営業から戻ってきたキンちゃん。

『おかあさんの所で温まろうっと』

店主の晴美さんの肩口から膝に移動します。

と、思ったら、そのままレジ台へ。
『撫で係さん、撫でてくださいな♪』

キンちゃんに催促されて…

膝の上を無視して、キンちゃんの撫で係のお仕事をさせて頂く自分なのでございました。

続きます。

 

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