7月の週末。
西荻窪ミルチさんで晩酌を楽しんでおります。
入口に座って客引きをする看板猫ちゃいろさん。

『お客さんが来ませんねぇ』

『しょうがないからろっちさんのお相手でもしましょうか』

トボトボと自分の方にやって来たちゃいろさん。
『でも…ろっちさんのお相手はさっきいっぱいしたし…』

『困りました』

『とりあえずお仕事はしたのでご褒美いただけますか?』

ママさんを見つめるちゃいろさん。
無事にご褒美を貰って食べ始めます。

ご褒美を食べ終えると、ちゃいろさんは2階に上がって行ってしまいました。
自分はビールのお代りとナスのパコラをいただきます。

食べ終わって2階のちゃいろさんの様子を見に行ってみると…
『他にお客さん来ましたか?』

2階をウロウロしていたちゃいろさん。
いや、お客さん来てないですよ。
『それならお仕事できませんね』

『しばらく休憩です』

保冷剤を巻いたタオルを枕にしてくつろぎ始めました。
自分は一旦下に降りて柑橘系酎ハイを貰います。

ふと階段を見上げると、ちゃいろさんの姿が見えました。

起きたようですね。
様子を見に行ってみましょう。
『お客さん来ました?』

まだ来ていませんよ。
『じゃぁお仕事できませんねぇ』

いや、自分のお相手をするお仕事がありますよ!
『ろっちさんのお相手はいっぱいしていますからねぇ』

考え込むちゃいろさん。
果たしてちゃいろさんはまた仕事をしに降りてきてくれるのでしょうか?
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