とある公園
『変なおっさんが見てなければもっと気持ちいいんだけどな』
何か言われたようですが、とりあえず無視しまして…
『あっちを撮れば?』
はいはい、カメラ嫌いなんですね。
では茶トラさんを。
『こっちも撮らなくていいよ。あっちにも居るからあっちを撮れよ』
あっち?
茶トラさんの示した方向を見ると…
『ありがとう。でも…あっちにも美猫が居るよ』
え?あっちにも?
三毛さんの示した方向を見ると…
『美猫だったらこっちだよ!』
君…写真に撮られるの嫌だったんじゃないんかい!
『いやいや、美猫ならこっちだな』
さっき変なおっさんとか言ってたくせに…
『で…何か持ってきたのかな?』
匂いを嗅ぐ三毛さん。
何も持ってきてませんが…
『なんだ、ハズレか』
美猫さんにハズレと言われちゃいました。
『ハズレのおじさん、可愛く撮ってね』
君までハズレと言うか!
でも…可愛く撮れました♪
『んじゃ、ハズレのおっさんはどっか行ってね』
猫さん達に『美猫はあっち』と、猫達の輪をご紹介されていたはずが…
いつの間にかハズレのおっさん呼ばわりされて追い払われてしまう自分でございました。
この場所の猫さん達とお別れして、公園の散歩を続けます。
ちょっと離れた場所で、また別の猫だまりに遭遇するのですが…
それは明日のお話に。
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