9月の休日。
やってきたのは、もうおなじみとなった猫寺。
あれ?猫さん達の姿が見えないなぁ。
と思ったら、蓮の鉢の横にキジ白さんがいらっしゃいました。

キジ白さん、こんにちは。
今日は君しかいないのかな?
『相変わらず気持ちいい撫で方するねぇ』

満足そうなシンノスケさん。
『気持ちいいですねぇ』

気持ちよさそうに撫でられるシンノスケさん。
おや?キジ白さんがこの様子をじっと見つめていますね。

君も撫で…
『もっと撫でてくださいな』

あらら、シンノスケさんが立ち上がって擦り寄ってきちゃいました。
喉も撫で撫で。

気持ちよさそうなお顔に自分もホンワカしてしまいます。
『あれって気持ちいいのかなぁ』

またまた見つめていたキジ白さん。
君もこの指で撫でられてみるかい?

クンクンと指の匂いを嗅いだキジ白さんですが…
『お酒臭くなんかないのにねぇ』

そうですよねぇシンノスケさん。
お酒臭くない手(多分)でシンノスケさんを撫でながら…
中編に続きます。
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