とある小さな公園。
トイレの前に猫さんが居らっしゃいました。
扉の前にサビさん、右側に白さん。
『あんた何しに来たの?』
猫さんの写真を撮りに来たんですよ。
『うわっ!魂吸い取られるのか!?』
キジ白さんまで視線をそらしちゃいました。
魂吸い取りませんよ!
『それ、魂を吸い取るの?』
吸い取りませんよ。
サビさんの綺麗なお姿を記録に残すだけです。
だから、モデルになってくださいな♪
『なら…こんな感じでどう?』
はい、とても良い感じです。
可愛いですよ♪
では、レンズを変えて、もう一枚。
ゴソゴソゴソ…
『うわっ!今度こそ魂吸い取られる!』
取り出したレンズにビックリして、サビさん茂みに隠れてしまいました。
残念だけど、肉球がキュートです♪
『今度は小型の魂吸い取り装置を出したみたいだな』
だから、魂吸い取りませんってば!
『これだけ離れていれば吸い取られないだろ』
自分が近づけない場所へ対比。
『ねぇ、さっき吸い取った魂返してよ!』
サビさんが戻ってきました。
だから、吸い取っていませんってば!
『わかってるわよ。ご飯の人が来るまでの暇つぶししてただけ』
どうやら自分、サビさんたちにからかわれていたようです。
サビさん、ひなたぼっこを再開するのでございました。
『こんな所に埋めてあったぞ!』
みんな”魂吸い取られるごっこ”に飽きてひなたぼっこ再開したのに…
白さんだけは、まだノリノリで、吸い取られた魂を探すのでございました。
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