とある街角。
このキジ白の後ろ姿には見覚えがあります。
昨年、自分の黄金のストラップを奪っていったルニャンです!
ルニャン!
今度はプラチナストラップを用意してきたぞ!
勝負だ!
奪える物なら奪ってみろ!
『え?ルニャンとか言われても、よくわかんないなぁ』
あれ?猫違いのはずはないんだけど…
ルニャンが揺れるプラチナストラップに興味を示さないので、ガッカリ。
『何が大変なの?』
白黒さんが入って行ったガレージを、ルニャンと思われるキジ白さんが覗き込みます。
『あ…毛づくろいしていたら、大変なこと忘れちゃった』
奥の階段でのんびりしている白黒さん。
『訳のわかんないこと言うおっさんだなぁ』
こちらの白黒さんもガレージに行っちゃいました。
路地の奥では、何かを覗きこむ別の白黒さんが居らっしゃいます。
『何見てんの?』
いや、猫さんをね。
って…あなた五右ェニャンじゃないですか?
「何を見てござる」とか言ってくださいよ。
こちらの白黒さんは壁の穴にスルリと入って行ってしまいました。
ガレージを覗いてみると、猫さん達がまったり中。
もうストラップで遊んでくれたりしないんですかねぇ?
『猫も1年経つと成長するからね。そんなん物で遊ぶ子供じゃないってことさ』
『ルニャンゴッコなんてもうやってないよ。ツーン』
猫さん達にそっぽを向かれた自分。
プラチナストラップを用意して、自信満々でルニャン一味に挑戦しに来たのに…
がっかりして立ち去るのでございました。
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