とある暗渠…と言うか、川跡を歩いていた時の事。
きっちり両手を揃えてお座り中のキジ白さん。
ご飯待ちのようですね。
『あ~あ、待っているのと違う人が来ちゃったよ』
大あくびをしたキジ白さん。
『あんな所で待っているから、違う人が来て逃げなくちゃいけないんだよ』
おや?緑道の真ん中にも猫さんが居らっしゃいますね。
花壇の真ん中にある岩の上でくつろぐ銀色さん。
たしかにそこなら近寄れませんから、逃げる必要はないですねぇ。
『逃げる必要はないけどさ。そうジロジロ見られるのも嫌なもんだね』
ジロジロ見すぎてしまいましたか。
これはすみません。
『ご飯の人が来るじゃまになるから、さっさと行っておくれ』
う~む…
どうやら自分、銀色さんに追い払われてしまったようですなぁ。
しょうがない、と歩き出すと…
今度は黒さんの姿が見えました。
『キジ白は何やってるんだろう?』
ずっと向こうを見つめている黒さん。
何があるんでしょう?
そちらを見てみると…
ペロリン♪
ペロリンと言うことは…
そこにご飯があるんですね?
回りこんでみましたが…
ご飯はありませんねぇ。
でも匂いを嗅いでいるキジ白さん。
『人にはわからない良い物さ♪』
どうやら猫にしかわからない何かを楽しんでらっしゃったようです。
『ご飯の人のじゃまになるから、さっさと行っておくれ』
キジ白さんにも追い払われてしまう自分なのでございました。
夕方の更新では、この緑道でお会いした猫さんを詰めあわせでお送りします。
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